表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/359

第104話崖っぷち

不動産部長と飲んだ話はみんなに伝わっています。

女性係長から日々メールが相棒に入るようです。

この手の会社は経験がありません。

「専務ちょいっといいですか?」

相棒の部長が椅子を転がせながらそばに来ます。

「昨日幹部だけで集まって話をしたようですよ」

「誰と誰が入った?」

「不動産部長、総務課長、経理課長、運送の社長、息子です。議題は専務の退任についてです。例のごとく社長流で専務の退職の時期とその後の相談役につけるかどうかです。彼らで決めたら答えは決まってますものね」

「結果は?」

「5対0で退任時期は8月末、相談役に任じるべきではないとの結論で社長に部長が話を終えました。問題は専務の後任ですわ。いつもの通り息子は辞退で、2対2です」

「不動産部長ではなく誰が?総務課長が今度は運送の親戚の息子を押したんです」

「社長には報告を?」

「したらしいですが、専務の引退は頷いたらしいですが、専務の後任には聞きもしなかったようです」

「まあ、それは様子を眺めていましょう。それよりホテルの人事と給与では髭の専務は押しかけてきませんね?」

「これはうちに時々来ている北の支配人が派閥内でも賛成反対が入り乱れていて髭は弱腰になっているそうです」

今がチャンスです!

だが、私の体は崖っぷちです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ