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第100話改革の決裁

また本社に呼び出しです。

相変わらず事務所に入ると、片隅に集まって幹部達かこそこそ話しています。

息子は一番近くにいながら視線を避けます。

会社が反対なら今回の改革は見送ろうと決断してきました。

どうも体力も限界です。

「いや書類は見た」

「息子さんには先に送っておきましたが?」

「送る必要なんかない」

今日はできるだけ早く切り上げようと思っています。

「向こうの専務だか知らんが給与の調整に反対したら首にすればいい」

どうも予想外の展開です。

「家賃の引き下げは6月分から実施だ。その代り給与の見直しも同時。グループ分けもあれでいいが、できるだけ早く支配人を1社ごとにしてくれ」

どうも送ったメールのリストを紙にして赤を入れているようだ。

どうもこの社長は前向きだが、組織として情報が伝わりにくいようだ。

「今まで通り直接メールでいいのですか?」

「もちろんだ。ここだけの話だがホテルの整備が済んだら本社に戻ってほしい」

「え!」

「当社の専務も退職だ」

この会社では専務の退職は何度も浮上してきたようです。

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