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病み闇

作者: 人間詩人

病み闇 やみやみ

病気と 向き合いながら

生活する

大変なことだ

持久心が 必要になる

生きている以上 捨てる訳にもいかず

結局は 病気と向き合うことに

病気になると 心は

まるで 闇

明るさは 消え

どん底に 落ち込む 心

ダークな心に なってしまう

気力を 振り絞って

心を 明るくさせたいのだが

一向に 明るくは

ならない

むしろ さらに落ち込み

闇の中に 入り込みそうになる

さて 脱出したいのだが

簡単には いかない

心の中から ひとつ ひとつ 闇を 消しゴムで

丁寧に 消して行かなければならない

一度は きれいに消した

心の闇なんだが

知らぬ間に 再生して

また 苦しめられてしまう

人間の心は 本当に

難しいものだ

複雑怪奇であり

心の中の情報は 数え切れないほど 絡み合い

ひとつ ひとつ ほぐして行こうとしても

無理な話しになる

かと言って あきらめる訳にも行かず

消去法で 余計余分なものを 消した行くしかない

自分自身は 出来るだけ

明るく振る舞おうと しているのだが

肝心な心が 言うことを

聞かない

はてはて 二重人格かよと

思ったりもするが

心の現実部分と仮想部分との やり取りが

うまく行かないみたいだ

病気になると 現実部分が

より拡大して

だんだんと 心を暗くさせる

健康なときは 仮想部分が

働いて 夢とか希望が

どんどん膨らむ

それが どうだろう

現実部分しか働かないと

夢とか希望が なくなってしまうから

心の閉鎖みたいに なってしまう

わずかでも 夢とか希望が

あれば

生きる力と なるだろう

現実部分しかなくとも

1パーセントの仮想部分で

1パーセントの心の明るさを 出して

生きるしかないようだな

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