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健太の事情

あの出来事が健太を襲ったのは未耶とデートをして家に帰った後だった。


「今日も楽しかったな・・・そうだ今度のクリスマス何あげようかな」こんなことをお風呂場で考えていた。お風呂から上がり自分の部屋え戻った直後だった。


「う・・・な、ん、だ・・・これ」急に苦しくなった。なんの前触れもなく起こった。時間が経つと治った。


「何だったんだ今の……」

こんなことがずっと続いた。そして健太は2週間学校を休んだ。


「健太どうしたんだろ?学校休んでるし、ケータイ繋がらないし・・・」未耶は凄く心配している。そんな未耶を元気付けようと鈴音と蘭華が動いた。


「未耶、今度みんなでどっか行かない?」蘭華が先に誘った。しかし未耶は・・・

「ご、ごめん今はそんな気分じゃないの」


ケータイが鳴った。電話が掛かってきた。

「もしもし・・・高梨です。」

「もしもし山井健太です。」ここで未耶に笑顔が出てきた。

「今までなんで電話に出なかったの?心配してたんだよ」未耶は少し泣きながら怒った。


「ごめん、ちょっと電話が繋がらない所にいたから連絡出来なかった。・・・今、学校の屋上にいるから来れる?」未耶は教室から飛び出した。


「うん!すぐ行く!」おいてけぼりになった鈴音と蘭華はお互いに笑っていた。


「久しぶり!健太!」

「久しぶりだね、未耶」お互いに2週間ぶりに挨拶を交わした。


「それでどこいってたの?」

「えっとね、その事は今は話せないけどいつか話すよ・・・近いうちに」健太はあまりテンション高くない。未耶は何とかしなくてはいけないと思った。


「今度のクリスマス・・・デートしようよ!」

「喜んで!」即答だった。


「良かった、用事があったらどうしようかと思ってた」未耶は一安心だ。


でも健太はやっぱりどこかおかしい。


未耶はどうしておかしいのか知りたかった。



でも聞けなかった、何故か・・・

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