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婚約破棄モノが難しすぎる件

作者: ひろ
掲載日:2025/11/12

※本作はフィクションです。実在の法律・人物・団体とは一切関係ありません。

カープ王国パーティでのひとコマ


 「ミヨシ•ピオーネぇ!貴様ワシが好いとるハッテン•ドーノパンとの逢引を、何度も何度も何度も何度も邪魔しくさりよって…貴様には人の心がないんかぁ!」


 「じぁかぁっしぃわぁあ!!ウチは婚約者なんじゃから当たり前やろがぃ!アホボンがぁ!」


 「ミヤジーマ殿下ぁ、なんであの人すぐ怒ってしまうん?」


 「セツコネタやめろやぁこのクソピンク頭が!

 そもそもなんじゃその髪色?お前の頭皮どうなっとんじゃ?花の遺伝子でも組み込んだんか?人外か?葉緑体ありますかぁ?(失笑)」


「カッチーン…ハッテンちゃんキレたわあ…マジでキレたわあ…。」


「ホントにカッチーンって言う奴(笑)、初(笑)め(笑)て(笑)見(笑)た(笑)」


「またまたカッチーン…いわす、絶対いわす。」


「煽んなや!…ええぃ!もう勘弁ならんわ。

 ミヨシ、お前なんぞ婚約破棄じゃあ!!」


「望むところじゃあボケがぁ!吐いた唾飲み込むなゃコラ」


「おいこらミヤジーマぁ!ワシの王命勝手に破棄するとか頭湧いとんのかボケェ!!」


「ワシゃこんな気の強い女昔から好きやなかったんじゃ!

 それを親同士の繋がりだかなんか知らんが、勝手に婚約なんぞ決めよって、このクソ親父!」


「ボケコラそれが大事なんやろがダァホ!ピオーネのオジキとの盃反故にする言うんかぁ。

 それやったらお前は廃嫡じゃあ!!」


「上等じゃコラ。こんな国割ったらぁ!!」


「ゴルァ!こんのクソガキィ…痴話喧嘩で国割るとか、言うに事欠いて何抜かしとんじゃワレェ!

 騎士団長のワシ自ら成敗したるわぁ!!そこになおれゃ!!」


「あぁん、ヤれるもんならヤってみぃ!おい近衛ぇ!長ドス持って来いやぁ!!」



周りの貴族

 「王族ども喧しいわぁ!!」

 「お好み焼きが不味くなるやろがぃ。」

 「去ね。」

 「去ねや。」

 「疾くと去ねやぁ。」


ガヤガヤガヤ…



「…ねえ、給仕さん。」


「これは隣国の王太子殿下。いかがされましたか?」


「なんか、なかなか物騒なことになってるけど、大丈夫なの?」


「あれですか?そうですね。

 ウチら…失礼しました、私どもの国では日常茶飯事でございます。いえ、寧ろ今日は殿下に配慮しておりますので、比較的おとなしい方かと。」


「そうなんだ……凄いね。」


「驚かれましたか?ところでデザートはいかがですか?」


「ありがとう、いただくよ。ええと…これはどう違うのかな?」


「右から順に、ニシキドーのもみじ饅頭、フジーヤのもみじ饅頭、ヤマダーヤのもみじ饅頭です」


「あ、ああ、そうなんだ…。じゃあいただくよ、ありがとう。」ヒョイ


オッス!オラニシキヤ!!



(いやぁ…とんでもないところに来てしまった。帰国したら、カープ王国とは適当な距離を取って当たらず触らず、適当にやり過ごそうと、陛下に奏上しよう)モグモグ




**********数時間後**********


ワハハハハハ


(えっ?もう仲直りしてる。こわっ!)


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