夕暮れ時
午後16時30分
青と黒の間に
オレンジ色が淡く線を引く
境界線
一瞬の反射光に目を閉じる
そのあいだにもグラデーションが変わる
午後17時
青は姿を潜めて
オレンジ色が黒と交わる
境界線
それは曖昧になっていく
空は暗くなって小さな光がちりばめられる
夕暮れ時
その時が来るのが早くなって
過ぎ行く風は冷たくなって
木々の葉は音をたてて地面を流れ
人々は速足に帰りの道について
夜は長く暗闇にのまれていて
星と月、それに街の光が代わりに輝く
季節が変わる
時間は流れて風景を押し流す
新緑と青空と熱い日差しは
乾いた風と遠い空の向こうに押し流されて
やがてくる白銀の世界を連れてくる
感傷的な思いが心をかする
キレイすぎるからなおそうだ
心の置き場に困るんだ
隠していたい本音が簡単に見つかってしまいそうだから
真っ白な雪の中に黒いシミを作ってしまいそうなんだ
だから悲しくなるんだ・・・
なんだろうか
ただ時間が過ぎるだけなのに
心の中まで変わっていく
一日の変化よりもっと大きく
波が激しく押し寄せる
人の感情を映すように風景も変化するから
だから
こんな思いを言葉にするんだ
季節が変わる
時間は流れて風景を押し流す
新緑と青空と熱い日差しは
乾いた風と遠い空の向こうに押し流されて
やがてくる白銀の世界を連れてくる
だけどきっとこの先の希望を見るんだ・・・
明るい時間が長くなる夏の夕暮れを見るみたいに
いつまでも落ちない太陽を見たから
その日差しが暖かく雪を溶かしてまた繰り返す
そんな季節があるってしっている
夕暮れの時間と共に教えてくれる
また新しい明日・・・




