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「雨、上がる」 -第二部-  作者: 神智 紗環
23/64

二十三雨 「友」

挿絵(By みてみん)


"ヒュゥォォォオオオオオオオ˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛


氷の渓谷。 入り組んだ地形をしたその渓谷の中で


「So, from Nahele, where that door is,


 you found yourself here, in this place,


 in the ice canyon, all by myself,!

(へえ┈┈┈┈… それ、で、あの扉があるナヘレから_____________


 気付けば、一人でこの場所.. ... ... 「氷の渓谷」の場所まで


 来たって事か∙∙∙∙∙ !)」


「(オイオイ、ケイスケ~ コイツ(ロベール)お前から


  何か'探ろう'としてるみたいだぜぇ~??)


 ┈┈┈┈…うるさい、黙れ。)」


「Wha,??

(… … … え、??)」


今、隣を歩いている圭介が放った咄嗟の一言に、


サングラスを掛けたロベールは驚いてその場で立ち止まる


「What, did you just, ??

(今、何て∙∙∙∙∙ ??)」


「(オイオイ、つい、「地」が出ちまったんじゃねえの? 


  「ワル」だねぇ~ 本当は、'こっち'が


  「本当のオマエ」なんじゃねえの?)


 Ah, because them around me looked a little strange,!


 I guess I just spoke to myself,!

(ああ、少し周りが_____________  おかしく見えたから∙∙∙∙  !


 つい、ひとり言を∙∙∙∙ ! 


 喋ってしまったみたいだねᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   !)」


「W, what. I see. You started speaking Chinese with


 a very gloomy face, so I thought,


 Are you having a problem? I thought,


 What's wrong with you? Well, I'm glad to hear that.

(な、何だ。 そうか。 あまり暗い顔で中国語を話し出したから、


 「何か抱えてるのか?」とか思ったんだが....! それなら良かった。)」


「It's Japanese, though,!

('日本語'だけどね.... !)」


「O, oh, well, it doesn't matter. It doesn't matter.

(そ、そうか、「どっちでもいい」だろ。 そんな事。)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「So, well, Keisuke, in that case,


 what are you doing here in this icy canyon,?

(で、そうか∙∙∙∙∙ ケイスケ_____________ そうなると、


 この'氷の渓谷'で、お前は何をしに来たんだ┈┈┈┈…??)」


「   スゥゥゥ


「??」


暫く氷に覆われた、この暗い世界を歩き続けロベールが話しかけて来た事に


一つ息を()くと、圭介は周りに見える氷塊


デテの施された石碑_____________


そして途轍もなく広いこの広大な氷の世界を見渡す.. .. .. ..


「What's going on,??

(┈┈┈…どうしたんだ??)」


「(この、場所ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   


「ヒュゥウウゥウウウゥウウウ...˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹」


この、氷の世界。


「(どう言う意味があるか分からないけど…┈┈┈┈┈


  気付けば、ぼ∙∙∙∙ いや、俺はこの場所に______________)」


「声」に促されているのか..... それともこれがただの純粋な自分の


意志なのか┈┈┈┈∙∙∙∙ 戸惑いの様な感覚を感じながら、


圭介はぐるりと辺りを見回すと冷えた目で


周りを見渡し始める.. .. ...


「W, what's the matter, man,?

(ど、どうした┈┈┈… なァッ オイ┈┈┈┈…、??)」


「(この、男_______________


記憶が途切れているせいかそれとも自分の中に


何かがあるせいなのか______________


記憶をたどれば、今目の前にいるこの男はフランスから


施設の子供を連れて来たと言う、ロベール.. ... ...


「I'm here, too.

(┈┈┈…私も、いるわ。)」


そして、シャノン______________


「   ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  」


アンリ_______________


「(┈┈┈┈…こいつら、「何で」、ここに....?


【(オイオイ~ こいつ、なんかお前の事、


  '覗って'るんじゃねえの∙∙∙∙∙ ??)】


「Keisuke,??

(ケイスケ… … … ??)」


「(┈┈┈┈┈…


それは、気付いていた。


【(たぶん、あれだろう。 こいつ何か知らねーがお前の記憶だと˛˛˛˛˛


  よくこの南側に出入りしてたみてえじゃねえか??)】


「(┈┈┈┈…


頭から聞こえて来る「声」に圭介は目を閉じると、


そっと自分の左の耳に手をあて、その声を聞き漏らさない様に


静かに意識が乱れぬ様集中しだす_______________


「K, keisuke,??

(け、ケイスケ… … … ??)」


「What's the matter, you? You want to go back to China?

(ど、どうしたってのよ、アンタ....! 中国に帰りたくなったの??)」


「(┈┈┈┈┈…


周りの雑音を全て無視すると、圭介は自分の頭の中の


「声」と静かに対話を始める_________________


【(まあ、分かってるだろう∙∙∙∙! コイツらは、この南の場所の事を


  他の___________ この島の事を、他の人間に伝えていなかった˛˛˛˛


  となる、と˛˛˛˛˛˛ ??)】


「K, Keisuke,!?

(け、ケイスケっ!?)」


「(そう____________ となると、この男∙∙∙∙∙ 「ロベール」には、


  その「知られたくない事」を隠すだけの理由がある∙∙∙∙∙ !)」


【(キキキッ! 大分、'悪魔'じゃねーか∙∙∙∙ !


  こいつら、は、この場所の事を隠したい______________


  そして、こいつらが今怖れてる事は、


  「他の誰かに知られたくない」って事だ┈┈┈┈…)】


「K, Keisuke,! Are you getting mad,?

(ケ、ケイスケ.... ! ア、アンタ.... 


 頭がおかしくなったんじゃないっ!?)」


「   スウウゥゥ....


「??」


大きく息を吐くと、その吐息で白い水蒸気が


圭介の顔の前に浮かび上がる.. .. .. .


「No, me too, Robel. And Shannon. Anri.


 I was just worried when everyone disappeared,!

(∙∙∙∙いや、俺も… … … ロベール。


 それに、シャノン。 アンリ_____________


 皆がいなくなって、心配していた所なんだ∙∙∙∙∙ !)」


「Oh, we were??

(お、俺達をか??)」


「Wow, you really care about us,!

(へえー.... アンタ、意外と私達の事、気にしてたんだ∙∙∙∙ !)」


"ザッ!


「Brother, Robel,!

(ブラザー、ロベール....!)」


「Y, yes, what do we for you? Brother??

(ああ、な、何だい? ブラザー ??)」


薄く目を見開きながら、圭介は満更でも無い表情を浮かべている


ロベールの手を取る∙∙∙∙∙  !


「We are the Brothers who came to this island, Brother,!

(僕達は┈┈┈┈… この島に来た_____________


 「ブラザー」 '兄弟'だ....!)」


「B, brothers,! I'm a little embarraassed,!

(きょ、兄弟か∙∙∙∙  ! す、少し照れるな....!)」


「I like the idea of having an Asian brother,!

(アジア人の兄弟、ってのもいいかもね!)」


「(You fucking Scumbags,!)

(クソカス共が∙∙∙∙ !)


 Yeah,! So, I think we should be brothers and share


 useful information together here on the ice!

 そう....! だから、僕達は、「兄弟」として、共にこの氷の場所で∙∙∙∙!


 シェア_____________  有用な情報を「シェア」してくべき


 なんじゃないか∙∙∙∙?)」


「Sharing,!

(シェア、か∙∙∙∙ )」


「That's a good idea,!

(いい考えかも、ね....!


「Yes, we're brothers, we're all on the same ship, Earthiship one,!

(そう、僕達は「兄弟」┈┈┈┈… 同じ船、地球船1号に乗る


 「同胞」なんだから∙∙∙∙ )」


「Brotherhood. You're right, you're right,!

(同胞、か____________ 確かに、お前の言う通りだ∙∙∙∙!)」


「The goodwill between China and France!

(中国とフランスの親善関係、って所ね!)」


「(┈┈┈┈┈… … …

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