図書館へ
宿屋を決めた次の日。
「カイト今日はどうするんだ?」
朝食を食べ終えて部屋を出た所で、クリスに出会い頭にこう聞かれた。
「そうだなあ、今日は図書館に行くつもりだ。」
「そっか。」
「クリスはどうするんだ?」
「私は今日はこの町にある、冒険者ギルドに行くつもりだ、色々とこの町の依頼の状況とか知りたいしなあ。」
「そっか気お付けてなあ。」
そう言って別れて、図書館に向かった。
(女将さんが、町の人間以外は銀貨二枚の入場料がいるって言ってたなあ。)
そう考えながら歩いていたら目的地に着いたから、門にいる職員らしき男に話しかけた。
「図書館に入りたいですが。」
「図書館をご利用の方ですねえ、町の人でしたら身分証のご提示をお願いします、それ以外の方は銀貨二枚をお支払い下さい。」
そう言われたので、銀貨二枚を払い図書館に入った。
(とりあえずこの世界の事を知らないとなあ。)
そう考えて職員にこの世界の歴史が書かれている本がある場所を教えてもらい、その場所に向かった。
(結構数があるなあ。)
目についた本を、何冊か読んだ。
(まああっちの世界でもあった事らしいが、大丈夫かこの世界あっちの世界でも大変な事になったらしいが。)
かなり昔に人間と魔族の間に戦争があって、その戦いは他の種族を巻き込み世界を二つに分ける様な戦争になった、その戦争は最初は人間がわが劣勢になっていったが、神が1人の人間に力を与えたことから、徐々に人間側が魔族側を追い込み遂にはその人間が魔族の王を打ち取り人間側の勝利に終わった。
(ここまでならいい、ここまでならだがこの後がなあ。)
その後人間側は魔族と魔族に味方した種族が、二度とこんな事を起こさないように管理すると言う名目で、魔族達を虐げ始めたらしい。
(これは反発が起きるやつだ、あっちの世界でも色々な理由で虐げられたものが、憎しみを糧に大きなな争いになった事が多々あったらしい。)
そうなのだ、あっちでもあった酷い扱いに耐えられなくなって大きな反乱が起きた、まああっちの世界は勇者が争いの元を文字通り全て消して終わらせた。
(争いの起きた、国の重鎮と反乱の首謀者を消したりして終わらせたりしたから、自分もそうならないように、色々取り決めがなされたらしいが、まあこっちにはあっちの勇者見たいのじゃないらしいが、それでもこの本を見る限り反乱も起きてないらしいが?)
(普通虐げられれば、反乱が起きるものだが。)
そう考えたが、考えても仕方ないので考えるのをやめて、次に見た本の場所を職員に聞いてそこに向かった。




