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師匠

クリスの所に向かおうとしたら、向こうの方からやって来た。

「カイトやったな、今日からお前も冒険者だな。」

「そうだなあ、とりあえず今日はどんな依頼があるかを見て明日から依頼を受けるか。」

そうクリスに言いながら依頼の貼られているボードに向かった。

(さっと自分のランクで受けらるのはどんな依頼だ。)

依頼の貼られているボードに、目を向けよーとしたら後ろから声を掛けられた。

「おー早速依頼を受けるのか?」

「いえ今日は、どんな依頼を受けれるのか見ているだけです、依頼は明日からにします。」

「そっか確かにお前のランクだと、受けれる依頼はないか。」

「そうなんですか?」

「ああランクEだと、町やギルドが依頼を出しているのがほとんどだ、そういった依頼は数が少なく、早くランクを上げたいやつが、複数依頼を受けるからなあ。」

「そうなんですね。」

「ただランクが高い奴と組んでいたら、そいつのランクまでの依頼を受けることが出来るんだがなあ。」

そんな話しを、マークとしていた。

(そういえばクリスは、勇者らしいがどのランクまで依頼を受けれるんだ?)

そう考えて、クリスに話し掛けた。

「なあクリスお前勇者らしいが、どのランクの依頼を受けれるんだ?」

「えっとだな、そのだな。」

クリスに話し掛けたら、何だか歯切れの悪返答が返ってきた。

「おー嬢ちゃん勇者なのか、でランクはいくつだ?」

そうマークも聞いた。

「えっとだな、(小声で)ランクFだ。」

「えっ何だて、声が小さくて聞こえないぞ。」

そうマークが聞き返した。

「ランクFだ。」

ヤケクソと言わんばかりの大声でいった。

「あっそうなのか、なんだか悪かったな。」

(どうゆう事だ、なんか不味かったのか。)

そう考えていると、周りからヒソヒソ話がしていた。

「おいまじかよ。」

「Fランクって。」

「それてあまりにもダメな奴を、学校から追い出す為に作られたって言う。」

「ああ聞いた所によると、学校が無理やり卒業させる為に作ったらしい。」

そんな話しが聞こえてきた。

(つまり落ちこぼれように作ったランクか。)

さてどう声を掛けたものかと考えていると。

「まあそのだ、すまん私は学校での成績が良くなかったのだ。」

そうクリスが、下を向きながら話し掛けてきたので、頭を撫でながら。

「気にするな、これからゆっくり強くなればいい、うちの師匠も、努力し続ければ何とかなるて言っていたぞ。」

「そっか、そうだな私も頑張って強くなるぞ。」

(まあ師匠のばわい、無理やり強くなるように色々な修行をしたなあ。)

そう昔の事を思い出して、身震いをした。

「そうだぜ嬢ちゃん、学校では駄目だったかもしれないが、実践で上手くやれる奴もいるさ。」

そうマークも、クリスを元気付くよとした。

「そう言えばカイトお前に、さっきの試験での事で聞きたいことがあったんだ。」

そうマークが、話しの内容を変えようとしたので。

「なんですか?」

そう話しを合わせた。

「それがよう、さっきお前と戦っている時、どうしてそうしたんだって攻撃がいくつかあったけど、どうしてそうしたんだ?」

(あっやっぱり気づいていたか。)

「どう言う事だ?」

「いやなに、そのやり方よりいい方法があるだろうに、何故って攻撃がいくつかあったんだ、こいつなら気づかないはずないのに。」

「あっえっですね、師匠の教えなんです戦いで命をかけないなら、色々試してみろって言われていまして。」

「そうなのか、いったどうしてだ?」

「師匠言うには、命をかけないらそれは学びのチャンスだ、そんなチャンスを逃がすのはもったいないて。」

「また変わった奴だなあお前の師匠って。」

「そうですね変わった人でした、でも強い人でした師匠いわく武器をもてと言われてました。」

「武器?」

そうクリスが聞いてきたので。

「いや手に持つ武器や、魔法の事じゃないその他の何かを持てって事だよ、師匠はそれを知識にもとめた、師匠が常に言っていた色々学べ、何も書物からだけじゃなく、経験からもまなべ、その上で今何ができて、何ができないのか、できないならどうするか常に考え続けろと。」

「そっか何かすごい師匠だなあ。」

そうマークに言われた。

(確かにすごい人だった、あっちでの冒険者の心得はだいたいあの人に教わったなあ。)

そんな話しをした後マークと別れて宿屋に帰っていた。


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