試験
そして訓練所につき、試験の内容が告げられた。
「試験の内容は俺から一本取る事だ簡単で分かりやすいだろう。」
(本当にそんな事をすんるのか、いや手を抜てくれるのか?)
目の前の男から一本を取るのは大変そうだ、だがそれでは合格しゃが出ないだろう、だから手を抜いて戦うのだろう。
「それじゃ始めるか。」
そして二人とも剣をかまえて対峙した。
(さてどう攻めるか。)
とりあえず相手がどう戦うか見るために攻めてみたが、まあ当然の事ながらすぐに弾かれた。
「どうしたそんなんで俺から一本取れると思ってんのか?」
(そんな事は思ってないよ。)
そう心の中で返した。
そうして何度もか、攻めて見たが相手から一本を取るどこか、何度も弾かれた。
(さてととりあえずは、様子見はここまでかなあ。)
そんな事を考えていたら。
「頑張れカイト。」
クリスがそう応援してきた。
(いつの間に、いやクリスだけじゃない。)
クリス以外にも、何人かのギャラリーがいた。
「おっあいつやるな。」
「だがさっすがマークさんだ、あれだけ攻められてもびくともしてないぞ。」
「当然だマークさんがそう簡単に一本取られるわけないだろう。」
そんな事を話していた。
(さてととりあえずは・・・。)
そう考えながら、今までと攻撃のパターンを変えて攻めてみた。
「ほーこれは。」
そしてマークは少し驚きながら、少し態勢を崩した。
「おいあいつマークさんを。」
「いや少し態勢を崩しただけだ。」
「そうだそれだけだ。」
ギャラリーが少しざわついた。
「これは面白い俺ももう少し本気をだすか。」
そう言って今まで受けるだけだったのが攻めもするようになった。
(くっこれは、一撃一撃が重い。)
せの巨漢から繰り出す剣は重く、そしてその姿に似合わず動きが早かった。
「どうしたどうした、お前の力はこんなものか?」
(言ってくれる。)
そうして何度か打ちあった。
(これでは埒があかないなあ、仕方ないもう少し攻め方を変えてみるか。)
そうしてまた攻め方を変えてみた。
「ほーまた攻め方を変えたか。」
(この攻め方も崩すまでにはいかないかだったら。)
そして何度も攻め方を変え打ち合った、そしてかなりの時間が経ち決着の時がきた。
「これで。」
そしてとうとうマークから一本を取った。
「あーー、一本取られたか。」
「これで試験は合格だろう。」
「そうだなあ、合格だ。」
そうマークが言っくると、ギャラリーが。
「おいあいつマークさんから、一本取ったぞ。」
「嘘だろ。」
「すげぇなあいつ。」
「それにしても、まさか一本取られるとは。」
「まさか合格させない気だったのか?」
「いやそうではない、実はなあ合格の基準は俺から一本取るのではなく、俺が冒険者としてやっていけるかをみるのがこの試験だったんだ。」
(と言うことは。)
「実はなあ、最初の方でお前の合格は確定していたのだがなあ・・・。」
「だったら何であんなに長い時間戦っていたんだ?」
「それはなあ、俺が楽しくなってしまってなあ。」
(あーそうゆうタイプか、俺の師匠もこんな考えの人だったなあ。)
たまにいるのだこの手のバトルバカが。
そして冒険者登録をするために受付に向かうのだった。