冒険者登録
次の日冒険ギルドに向かう事にした。
(昨日の夜クリスに聞いたが、一般的に技量を見て合否の判定をするらしいが、時にはそれ以外の方法で試験をする所もあるらしいし行ってみないとなあ。)
前日の夜にクリスにギルドでどんな事をするか聞いてみたが、行ってみないと分からないらしい。
そんな事を考えながら歩いていたら、クリスが話しかけてきた。
「どうした考えごとか、大丈夫だカイトお前なら合格するさ。」
そうクリスが励ましてきた。
「当然だ向こうでは、それなりに優秀な冒険者だったんだからなあ。」
そう答えてそれからたわいない話しをしていたら、冒険者ギルドの建物の前まできた。
(さて入るか。)
そして建物の中に入り、受付の女性に話しかけた。
「ギルドに登録したいんですが。」
受付の女性にそう話しかけたら。
「冒険者の登録ですね・・・。」
そう女性が答えて、こちらをじろじろ見てきた。
(こちらをじろじろ見てくるなあ、だが仕方ないか冒険者になるには歳がなあ。)
冒険者になろうとする年齢は10代がほとんどだ、早いものは10代前半には冒険者になっている。
そう考えていたら、受付の女性が話しかけてきた。
「はい承りました、試験の準備をしますので少しお待ちを。」
そう言って受付の女性は、奥に引っ込んで行った、そして少しの時間が経ち奥からさっきの受付の女性と、大柄な男が出て来た。
(あの大柄の男なかなかの実力しゃだなあ。)
見ただけで分かる実力しゃだった。
「おうお前が冒険者になりたいってやつは?」
「そうですが。」
「それにしても何でその歳で冒険者になろうと思ったんだ。」
「まあ色々ありまして。」
「まあ事情はどうでもいいや、犯罪じゃなかったらなあでどうだ。」
そう大柄の男が、受付の女性に聞いていた。
「特に問題ない人物の様です。」
「そっか。」
「あのどうゆう事ですか?」
「何だ知らないのか、お前受付に来た時血を採取されたろ。」
そうだ受付で冒険者になりたいと言った時、登録に血が必要だからと採取されたのだが。
「冒険者の登録には血が必要だが、それだけじゃなくその血を使って犯罪を犯してないかも調べるんだ。」
何でもこの世界では、犯罪は血を使って登録されており、血を採取する事で犯罪を犯してないか分かるらしい。
「とりあえずだ、今から試験をするがお前はどんな戦いかたをするんだ。」
そう聞かれた何でも、武器を使うか、呪文を使うかで試験の内容が変わるらしい。
「まあ見たところ武器を使うタイプだろうお前。」
「ええそうですね。」
「ならとりあえずこっちに来い。」
そう言ってギルドの奥にある訓練所に連れていかるた。