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『や、やった~流石ツァベナなのかも~!


 ぽるんが!』


 妖精は、爆発四散した。

 久しぶり。


 少年は肉片を摘み上げると。

 そのまま魔王城の門の前に瞬間移動した。


「や、奴が勇者だ!

 残り2000文字で消滅するぞ!


 者共、かかれええ!」


 門前の魔族、その有象無象が、少年に襲い掛かる。


「成程。

 門の前は、城内じゃない。

 フゥは、嘘は言っていない、な」


『ど、どうするのかも~!』


「勿論……聖剣中段蹴り!」


 魔族の有象無象は、死んだ。

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