前へ目次 次へ 15/40 15 聖剣の迷宮へ続く一本道を、ツァベナはマッハ8で走っていた。 発生する空気の壁も無視だ。 『びゅっ!びゅっ!びゅっ!』 少年の右手に掴まれた妖精は、持続ダメージのため首から下を再生出来てない。 更に数分ほど走ると。 巨大で荘厳な白亜の建物が見えてきた。 少年が慌てて両踵で止まろうとすると。 そのまま惰性で3キロ程進み、迷宮前でやっと停止した。 そして、後からやって来たソニックブームで。 迷宮は、跡形もなく消え去った。