前へ目次 次へ 11/40 11 妖精を掴まえて壁に投げつけた後、ツァベナはギルドへ向かった。 《閉店》 「……だよなあ」 ツァベナはがくりと肩を落とすと、妖精に声をかける。 「……おい、バカ妖精。 どうにかならんのか?」 『一応、“指向性ぱろぷんて”て言う魔法があるのかも~!』 「指向性ぱろぷんて……何それ」 『何が起こるか分からないけど、取り敢えずギルドを開けることが出来る魔法なのかも~!』 ツァベナは頭を抱える。 「嫌な予感しかしないぞ……!」