目次 次へ 1/40 1 これは、とある異世界の物語。 人間界は、魔王:ワカナーゴ・シュッセウォーから侵攻を受け、絶望の淵に立たされていた。 人間界の王に依頼を受けた妖精王は、素質のある人間に加護を与え、勇者とすることにした。 ーとある農村ー 『ツァベナ……勇者、ツァベナ! 起きるのかも~!』 「むにゃ……? なんだこれ、新種のハエ?」 『酷すぎるのかも~!』 寝ぼけ眼の少年の前に、羽の生えた小さな金髪幼女がプリプリしながら飛び回っていた。