表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/72

魔法少女☆旅行(8)

 運ばれてきたのは大きな寸胴。

 中には二種類の出汁が入っており、肉の風味をさらに引き立てる。

 野菜好きな舞香の為、選べる出汁の一つはトマト、もう片方は昆布を選択した。


「舞香はしゃぶしゃぶ初めてだったけ?」

「はい。すき焼きはよく食べますけど……お肉が薄いんですね」

「ああ、こうやって出汁の中をくぐらせて「しゃぶしゃぶ」して」


 手元のポン酢 季節ダレ、胡麻ダレを示し、


「タレに付けるんだ。

 後はお好みで薬味だな」

「はい。やってみますね。

 え~っと、お肉をとって「しゃぶしゃぶ」と……」


 分かりやすいように擬音化した事を素直に真似る舞香。

 俺は微笑ましく思いながらグラスを呷る。


「そしてタレに……って何ですか、恭介さん。

 わたし、何か間違ってました?」

「いや、何でも。

 ほれ、まずは食べてみ」

「じゃあ……いただきま~す」


 お行儀よく手を合わせ一礼し口へ肉を運ぶ舞香。

 その瞬間口元を押さえる。


「うあ、何ですかコレ。

 お肉が美味し過ぎます!」

「だろ? 地元の霧降高原牛だからな。

 ちなみに口に入れてると溶ける」

「嘘!?

 あ、ホントだ……チョコレートみたいに溶けちゃいました……」

「そんだけ上等な霜降りってことさ。

 ほら、遠慮せず食え。食べ放題だしな」


 俺もグラスを置き、肉の味を堪能する。

 う~ん……相変わらずここの料理は美味い。

 そんな俺の挙動に舞香も見倣い、しばしの間しゃぶしゃぶを楽しむのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ