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魔法少女☆旅行(5)

>マンション1階トレーニングルーム(温泉付き)


「舞香、遊び慣れたおっさんの力を舐めるな」

「ずるいです、恭介さん!

 何でそんなに卓球上手なんですか!」

「ふははははははははははは!

 学生時代から鳴らした俺を甘く見たな。

 ほ~れ、魔技<ウイスパー>。

 舞香、さっきからパンツ見えてるぞ」

「え!? きゃ、あっ!」


 慌てて確認しようと下を向いた隙にサーブを叩き込む。


「ず、ずるいです!

 ずるいずるいずる~~~~っい!」

「勝負の世界は非情なのだよ」

「そんな恭介さん嫌いです!(ぷい)」

「ああ、すまんすまん舞香!

 ほら、何でも言う事聞くから」

「本当ですね?(キラン)」

「う! ……男に二言はない」

「後で覚悟をしておいて下さいね(フフ)」


 どれほど可愛く見えようとも、女は魔性である。



>本館一階ゲームコーナ。


「さ、今日こそプリクラに付き合ってもらいますからね」

「いや、舞香。

 こういうのはおっさんがしても……」

「さっき恭介さんは『何でも言う事聞く』って言いましたよね?」

「いや、しかし……」

「あと『男に二言はない』とも言いました」

「だがこんなおっさんがプリクラなど……」

「わたしと一緒じゃ嫌ですか……?」


 少し涙目になる舞香。


「い、いやそういう訳じゃない!

 あ~もう! どうなっても知らないぞ。後で文句言うなよ?」

「はい!」


 恥ずかしさを堪えて、舞香とプリクラに並ぶ。


「どうすればいいんだ?」

「わたしがやりますから。

 ……フレームはこれで、あとは……」


 その5分にも満たない時間は俺にとって苦行だった。


「撮れたのか?」

「はい! 今日はありがとうございます、恭介さん。

 わたし、宝物にしますから……」


 出来上がったプリを大事に手で包みながら舞香は本当に嬉しそうに微笑んだ。


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