のり子達の日常:キャラの名前の謎解き
「みなさん、こんにちは、絵波織絵です!!」
「絵波すみれです」
「今回はちょっと趣向を変えた形でお送りしております」
「作者さんいわく、おまけCDとかファンディスク的なノリとか」
「というわけで、今回は肩肘張らずヌルっと読んでいただければ幸いです」
「それでは始めましょう。今回のテーマはと言いますと」
【キャラの名前の謎解き】
「う~ん、こういうノリでも推理は入れるんだね」
「事件の謎解きはのり子がやってくれたけど、これに関してはまだだからって作者さんが言っていたわ」
「キャラの名前って言えば、【生贄の主殺人事件】ではかなり重要な要素だったね」
「実はね織絵、他の事件でもその要素は意識してるんだって。で、作者さん的にはせっかくだからこういう形でその謎解きもしたいと」
「なるほど、じゃあ今回の探偵役は私とお姉ちゃんだね」
「そういうこと。それじゃ、まずは【代理名探偵】から始めましょう」
生井大士、外間心紺、牧野亜璃栖
「この事件で新登場のキャラはこの3人だね。これは語尾を並び替えてみてください」
「大士さんは【し】、心紺さんは【こん】、亜璃栖さんは【す】、これを並び替えると」
「【シスコン】となります、要はお姉ちゃんのことですね。この事件のキーワードの一つでもあります」
「……ねえ織絵、最近そのネタで私をいじりすぎじゃない?」
「いや、実際過保護すぎだし、お姉ちゃん。いりすもさすがに呆れてたよ」
「良いじゃない別に……姉妹なんだし」
「はぁ……別に嫌なわけじゃないんだけどね。では、次は【奈良旅館殺人事件】です」
「可愛かったわね、吉野涼葉さん。私も一度会ってみたいわ」
「まあ、確かに可愛かったけど……何だか私に微妙にキャラ被ってない?」
「あ~、言われてみれば」
「……負けられない」
「いや、どんな勝負よ。気を取り直して、例の迷惑4人組のうちの女性陣2人の名前はと言いますと、これです」
粕谷奏子、原崎音美
「これはまず名字の頭文字ですが、奏子さんは【かす】、音美さんは【はら】。並び替えると【カスハラ】となります」
「この事件のテーマの一つですね。そして、次に名前の頭文字ですが、奏子さんは【そう】、音美さんは【おと】。音は【おん】とも読めるので、【騒音】となります」
「今回の事件のテーマだね、どちらも。カスハラダメ、絶対」
「次は男性陣2人ですが、これです」
坂上由介、沢野麻事
「これは名前の語尾に注目です。由介さんは【すけ】、麻事さんは【こと】。事は【ごと】とも読めますので」
「【すけごと】、要は【スケープゴート】となるわけです」
「う~ん……何だかいりすを思い出すなあ」
「いりすちゃんの場合は、名前そのものがそうだからね」
「こうして見ると、他の事件でも結構名前ネタ仕込んであるよね」
「みなさん、どのくらい気付きましたか?」
***
「というわけで、今回は【キャラの名前の謎解き】についてでした」
「作者さん曰く、キャラの名前は一人一人意味を込めて名付けてあるので、その辺りも事件の謎と一緒に今後も考えてみてほしいとのことです」
「実は小説を書く上で一番楽しいことの一つだって言ってたよね、作者さん」
「そうね。それでは、今回はこれでお開きといたします」
「私はこの後、涼葉さんに負けないように対策を練ることにします」
「まだ言ってるの、それ……」
「お姉ちゃんこそ、のり子さんを涼葉さんに取られちゃうかもしれないよ?」
「う……確かに奈良旅行で随分親しくなってたけど」
「負けないために、まずは妹離れすることを真剣にですね」
「それとこれとは話が別よ」
「はぁ……当分は無理かな」
~『のり子達の日常:キャラの名前の謎解き』 完~




