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私がお布団に中で考えていること

作者: けて

「私がお布団の中で考えていること」


自分の人生に実感が湧かない。頭の中はまだ中学生なのに、働いて一人暮らしをして、そうして日常が過ぎていく。脳と現実のギャップに私は追いつけない。好きなものに囲まれた毎日は充実しているけど、この人生はまだ私のものじゃない。充実した毎日を認識して、実感して、自分のものになるのには時間がかかる。それまでは、この人生は私のものじゃない。ひとつひとつの出来事を噛み締めていかなければ、手に入れたものも零れていってしまうのだ。今あるものを無くしてしまわないように、かけ離れてしまった脳と現実をくっつけて、人生にしがみつく。

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