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異世界のジョン・ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~  作者: ?がらくた
霊拝の地モルマスでの邂逅、SG8の刺客との激闘
12/35

第11話 死を視る少女、悪しき魂の禁足地

ダンジョンRPG風の登場キャラ能力値




氷の叛逆者 ムコガワ ナオミ


Lv1


HP 225

MP 200

STR 15

INT 13

VIT 12

DEX 13

AGI 18

LUC 8


スキル


勝ち虫の加護 戦闘開始時、攻撃力1.3倍、行動速度1.5倍上昇。

勝ち虫の狩り 人型以外のモンスターに先制して攻撃した場合、確率で状態異常「凍結」にする。

勝ち虫の飛翔 毎ターン行動速度が1.02倍上昇。敵の行動速度より早い場合、1ターンに2回攻撃。

勝ち虫の複眼 通常攻撃の命中率が1.2倍上昇。逃げるが確実に成功する。

神速の剣技 人型以外のモンスターに先制して攻撃した場合、確率で状態異常「即死」にする。

不退転の心得 逃げられない戦いの場合、闘志がみなぎる。急所の確率up。


必殺技


ニンフの御力 呪文を詠唱し、ウンディーネの力を借りて、ニンフの加護を得る。


敵全体に水属性の絶大ダメージ。確率で状態異常「凍結」にする。この攻撃は無効化されない。




気弱な癒し手 エイコ


Lv1


HP 145

MP 350

STR 5

INT 13

VIT 6

DEX 10

AGI 14

LUC 7


スキル


竹節の加護 敵から襲われにくくなる。

竹節の癒し ターン終了時、味方一人のHPを10%回復。

竹節の自切 瀕死級の攻撃を食らった際、最大HPの半分にダメージを軽減する。

竹節の擬態 敵の技の対象になりにくくなる。(補助技にも有効)

竹節の増殖 自らの分身体を作り出し、相手を撹乱する。一定確率で自身への被ダメージを減少させる。


必殺技 


弱くて臆病な私でも! 味方が瀕死状態になった際、癒し手の力を解放して対象を蘇生する。その後MPの3割を失う。

王国の城壁の草原を西へ進むと、ぽつんと佇む霊拝の地モルマスの巨大な石碑が目に入る。

天涯孤独の死者やモルマスへの埋葬を望んだ者の遺体が、この地に送られる。

中でも目を惹いたのは石碑を包み込んで覆うような、網目模様が特徴的なドーム状の建造物だった。

迷い人が見たら、蜘蛛の巣や丸屋根を連想するだろう。

直美が言うには、これは糸を模したものらしい。

男女の縁を運命の赤い糸と形容したり、文豪の作品に蜘蛛の糸が登場するなど、人生や運命を糸に例えるのは世界各地にありふれた考えだ。

ギリシャ神話では人の運命を司る三女神、クロト、ラケシス、アトロポスが存在している。

モルマスの建造物もヴォートゥミラの神々に影響され、作られたのだろうか。

ここにはどんな文化や風習、風俗があるのかと、石動は知的好奇心をくすぐられていた。


「呪われたりしないでしょうね。も、もちろん信じてないけど! オカルトなんて! 科学で証明できないものなんて、この世にはないから!」

「言ってしまえば、ただの墓地だ。特に怖いものはないはずだよ」

「ならいいけど……」

「道中、魔物に遭わなくてよかったですね。あそこに骸骨が……」


英子が指差す方向を見るや否や、直美は雄叫びを上げる。

骸骨がレンガの建物のあちこちに立て掛けられ、こちらを凝視しているではないか。

怖がりな直美でなくとも、小心者なら逃げ出したくなるような光景を、石動と英子は呆然と眺める。


「ヒイィィィッ!!! なんでこんな所にあるのよっ!」

「祭りや教会の装飾用かもしれない。世界にはそういう場所があるよね?」

「……ああ。セドレツ納骨堂なんて有名よね。脅かさないでよ。心臓が止まるかと……」


冷静に分析した石動が、自らの考えを言葉にすると、彼女は普段の落ち着きを取り戻した。

表情がコロコロ変わって、見ていて飽きない。

男児が好きな女の子にイタズラするような、加虐心をそそられた青年は、直美が安堵した刹那


「もちろん死者がひとりでに動いた可能性も。魔法のある世界だし……」


反応を見たいがために、わざと驚かす。


「ひゃああああぁ、バカァ! ここから離れましょ、今すぐに!」

「直美さん、しっかり! ユウさんもからかわないで!」

「ごめんごめん。でも何かしら意味があって、ここにあるはずだ。それだけは心に留めておいてほしい。文化まで否定するのはダメだよ」

「あ、あなたのせいでしょ! ま、まぁ、文化や歴史を否定するつもりはないわよ……怖いけど」


からかわれた直美は文句を言いながらも、彼の言葉を受け入れる。

日本のようにしめやかに故人を見送る国もあれば、メキシコのようにカラベラ(骸骨)を着飾り、祭りを楽しむなど、死生観は様々。

ただし残された者が死者を送り届け、故人と区切りをつける文化は、いつどこの時代でもあるのだ。

偉人でも悪人でもない、名もなき無数の人々が積み上げた歴史と文化に敬意を払いつつ、僕らはモルマスへと入る。


「ククク、落ち着く場所だぜ。恨み、妬み、憎しみ。人間共の邪悪な波動を感じる」

「非業の死を迎えた魂の狂想曲が心地よいな。この世から消滅させて、俺が楽にしてやろうか」


悪魔二人は物騒な発言をしながら、辺りを見渡す。

どうやら悪魔にとっては、居心地のいい場所のようだ。

今の所、悪事を働こうとする気配はなかった。

なら別に好きにさせておけばいい。

視線を直美に戻すと、彼女は道端の噴水のあたりを凝視していた。

彼女をじっと見ていると、直美の表情はみるみる内に顔が曇り出す。

そして次の瞬間


「なんでこんな場所に。もしかしてあなた……なの……返事して!」


唐突に直美は虚空に向かって叫び出す―――まるで何かが見えているかのように。

何が起こったのだろう。

この場所が彼女に影響を及ぼしたのかもしれない。

土地勘とモルマスの知識がない青年は、側にいた知的な悪魔アモンに訊ねる。


「何か知っているかい?」

「モルマスではな、たまに視てしまう奴がいるのさ。死者の魂をな」

「つまり直美さんは亡くなった誰かを……」

「だろうな」


アモンとの会話を交わしていると、直美はその何かを一心不乱に追いかけていく。

否、僕らには彼女が突然走り出したようにしか見えないのだが、彼女には死者の魂が―――今は亡き大事な人が視えているのだろう。


「逃げないで、謝らせて! 私ははる、あなたを……!」

「な、直美さん!」


見失わないように息を切らして追いかけた青年は、直美を呼び止めた。

振り返った彼女は唇を噛み締めて、今にも泣き出しそうになるのを堪えている。


「私、あの子にどうしても……!」

「ここは魂の安息地らしい。つまり、その子はもういないんだよ。直美さん」

「……わかってるわよ」


呼び捨てで女の子の名を叫んでいたのを見るに、年齢の近い親しい友人が夭逝したのだろうと石動は察した。

そんな彼女に、祐は辛い現実を突きつけた。

消え入りそうな小さな声に、いつもの自信はない。


「私が……殺したようなものだから! だから許されるはずなんてないけど! せめて、あの子に……」


感情の昂ぶった直美は、切れ切れに言葉を漏らす。

―――彼女が人を殺した?!

勿論比喩なのだろうが、今は彼女と冷静に話がしたい。


「ええと、あのその……とりあえず休憩します? なんだか疲れちゃって〜」

「英子さんの言う通り、少し休もうか」


石動が言葉に詰まると、英子がわざとらしく疲れたように振る舞う。

助け船を出した彼女に同調して、石動は屋台の近くにある椅子に座るよう促した。


「ええと……とりあえずお酒でもどうぞ。嫌なことを忘れさせてくれるかも」

「……」


何かを飲めば、気分が落ち着くかもしれない。

青年が酒の入った水筒を手渡すも、直美は黙り込んで言葉一つ口にしない。

気落ちする彼女を、どうすれば励ますことができるだろう。

とにかく悩みを聞かないと、相談に乗ることも不可能だ。


「僕の発言が正しければ、頷いてくれますか?」


石動が問いかけると首を縦に振る。

どうやら質問には応じてくれるようだ。

その後石動たちは、彼女の過去を知った。

直美とその子は、同じ高校に在学していた友達なこと。

気の強い彼女の数少ない理解者だったこと。

そして最後に自ら命を断ったこと。

同じ目的を持つ利害関係で協力する者同士で、僕らは互いに多くを語らない。

苦悩を相談して説教されて傷つくことも考えれば、打ち明ける相手は選ぶべきだ。

そもそも人に話して解決なんて悩みなら、ヴォートゥミラにはやってこないだろう。

安易に同調しても、彼女のためにはならない。

かといって、更に苦しめるのも気が引けた。


「直美さん、君は納得いくまで自分を追い詰めた方がいい」

「……」

「ユ、ユウさん、そんな突き放した言い方しなくても」


石動の言葉を英子が遮ろうとするも意に介さず、彼は喋り続ける。

英子の発言は一理ある。

人の生き死にが関わるなら、もっと丁重に気を遣うべき問題だろう。

あまり解決を急ぐと、逆効果になる。


「それがその子への償いだし、直美さんが自分の悩みと折り合いをつけるのに、絶対に必要になる作業だよ。僕はそう思う」

「……そうかもね、あなたが正しいのかもね。もっと考えてみる。あの娘への償い方を」


彼女との信頼関係は、今までのやりとりでそれなりに築けたはず。

しかし直美の心の問題に踏み込むのは初めてだ。

初めはどうなることかと思ったが、芯の強い彼女ならいずれ自分なりの答えを出すだろう。


「お嬢ちゃんの過去は知らねェが……人が人を殺すのは当たり前だせ? そんな深刻になんなや」


ハリーの神経を逆撫でするような発言に、直美は彼に軽蔑混じりの眼差しを向ける。

目の前の悪魔は殺しを何とも思っていない。

石動が殺されかけたあの日の夜、悪魔という存在が人とは相容れない生物だと彼女は理解した。


「しっかりしないとね。ユウは頼りないし、英子さんにはいいとこ見せたいし。悪魔のそいつらは信用ならないし」

「……直美さんにはお世話になりっぱなしだね」

「ええ。本当にあなたはダメな人だからね」


直美は頬を両手で叩き、自らに喝を入れる。

冗談っぽく微笑む彼女の気丈さに、僕の方まで元気を貰えた気がした。


「店に悪いし、何かしら買っていきましょうか」

「そうしましょう!」

「ハリーとアモンは席を見張っててくれ。君たちは何を食べたい?」


訊ねると


「オレサマは腹の足しになりゃいい。あと寒いから温まる食い物をあるだけ買ってこいや」

「羊肉料理があれば、それにしてもらおう。なければ不要だ。人と違って、悪魔にとって食事は娯楽の1つに過ぎないからな」

「食べないでいいなら、ハリーは何でそんなに食い意地が張ってるんだ?」

「オレサマの勝手だろうが。さっさといけや」


注文を聞いた石動に罵倒を浴びせた。

旅に出てから時間がさほど経過していないため、ハリーとアモン以外の面々は、飲み物だけを注文する。

ウィスキーのような琥珀色の液体から発せられる、芳醇な匂いを嗅ぎ、青年は恍惚とした表情を浮かべる。


「……あなた、蜂蜜酒よく頼むわね」

「おじさんが甘い物好きだったらダメなの?」


言い返すと


「別にいいけど、ほどほどにしておきなさいよ。どんな食べ物でも、栄養が偏ると体に悪いからね」


諭すように優しく、彼女は石動に云う。


「……うん。でも水は貴重だし、お酒で水分補給するしかないから」

「私、まだ未成年なんですけど、お酒なんか飲んでいいんですかねぇ?」


酒をちびちび飲みながら、英子は二人を交互に見遣る。

命より世間の押しつけがましい道徳を優先する必要はないだろう。

生きること以上に規範を尊ぶなどバカげている。


林檎酒シードルなら度数も低いから、心配ならそれにしたらどうかな」

「そうなんですか〜。ありがとうございます」

「……結構あったまるな。人間共の喰うメシも、なかなか悪くねェ」

「悪魔たるもの食事も楽しめよ。刹那の快楽に溺れるのが悪魔だろ」


こんがりと焼かれたイノブタの串焼き。

具材の原型がなくなるまで煮込まれたポタージュ。

一斤丸ごとのライ麦黒パン。

三角のチーズ。

テーブルの上に所狭しと並んだ庶民向けの料理に、青年は苦笑する。

見ているだけで胃がムカムカするほど大量の食べ物だが、香ばしい匂いは食欲を刺激してきて、石動は何度も唾を飲み込んだ。

感覚を共有しているからか、ハリーが食事をしている間、青年の体の芯はぽかぽかと温まる。

数十分後、綺麗に料理を平らげたハリーの酒樽のような腹を見て、一行が笑顔を取り戻すと心機一転、彼らはモルマスを調べ始める。


「ねぇ、あそこは?」

「監視が厳重だから、あまりジロジロ見ないようにね。警戒されるわよ」

「あぁ、そうだね」


見るなと言われると、気になってしまうのが人間らしい。

心理学でいう、カリギュラ効果というものだ。

視線の先には数人のシスターが、コンクリート製の建物の前で通行の制限をしていた。

許可の降りた者には、盃に入った無色透明の液体をかけられている。

無数に積み重なる人骨で作られた扉の先には、何があるのか。

眺めていると、一人のシスターが石動らの元に近づいてくる。


「何か御用ですか。見学の方は列に並んでお待ち下さいね」

「いえ、そういう訳では……」

「しっかり洗礼を受けていただきますよ。悪しき魂の持ち主は……連れていかれてしまいますから」

「どこへ?」


直美が真顔で訊ねると、修道女は無言で天を指差す。

あの世にいくとでもいうのか。

冗談ならば口許が緩みそうなものだが、能面のような無表情を崩さなかった。

石動の背筋に寒気が走る。


「……不気味ね」

「人さえいなけりゃ、コイツをブッ殺して無理矢理進むんだがなァ」

「……ハリー、地面に這いつくばれ」


危険思想の悪魔に命令すると、ハリーはその瞬間地面に突っ伏した。


「いきなり何をしやがる! 殺すぞ、テメー!」

「今の発言は看過できないからだ。お前なら実際やりかねないしな」


苛立ちを隠さない悪魔にも、毅然とした態度で応じる。

いきなりの大男の奇行に周囲は騒ぎ、一行に奇異の目を向ける。


(また悪目立ちしちゃったよ。こいつのせいで)


「ケッ、テメーやりやがったな。いつか仕返しさせてやる!」

「うう、うるさい! 僕も苦しいんだからおあいこだ!」

「……何やってるのよ。いい笑い者じゃない」

「なかなか面白い見世物だったぜ。ハリー、ユウ」


突き刺すような視線が痛々しく、青年は口ごもる。


(……こ、こなきゃよかった。だから人混みは嫌いだ)


「何事ですか? 死者の安寧を妨げるようなら、モルマスから出ていってもらいましょう」

「あなた方はここでお待ちを。どうしても通るというなら、洗礼を受けていただきます」


有無を言わさず修道女たちは石動、ハリー、アモンの三人を睨み据える。

悪魔であるハリーとアモン、悪魔の魂を持つ石動を正確に邪悪なる存在として認識したようだ。


「しょうがないよ。直美さんと英子ちゃんで楽しんでおいで。直美さんは怖がりだから、ちゃんと隣に寄り添ってあげてね。責任重大だよ」

「は、はい! が、頑張りましゅ」

「え、英子さん! 幽霊とかが出たら、わわわわわ、私がやっつけるからぁ!」


明らかに動揺している直美に、挙動不審になる英子。

墓地という場所が、彼女たちを精神的に恐怖させてしまうのだろう。

この二人を本当に、このまま進ませていいのか。

不安に駆られたが規則を守らねば、この場は穏便に済みそうになかった。

列に並ぶ彼女たちを見送ると、三人は誰からともなく雑談をし始めた。


「僕らは通してはくれないみたいだし、どうしよう」

「お高く止まった修道女様だ。腹も立たねェぜ。ただ待つのはゴメンだぜ。オレサマは」

「ユウ、ハリー、そうカッカするな……抜け道を探すのも楽しいものさ。俺たちは俺たちのやり方で侵入しようじゃないか……ククク……」


唇の両端を吊り上げ、何かを企むかの如く邪悪な微笑を浮かべる。


「何をやる気だ。アモン。人や建物を破壊するような案なら承知しないぞ」

「まぁ、殺しだけはしないと約束するよ」


石動はアモンの案を、不安と期待の入り混じった心持ちで傾聴するのだった。

【好きなもの】


ユウ:悪魔や生物に関する本の読書。どうやってこれらの歴史が紡がれてきたのか興味深いね。

ナオミ:水泳。陸上でやる運動ならテニス。一人で結果の出せるスポーツこそ至高よ!

エイコ:漫画雑誌。絵を描く趣味があるので、参考にしてます。漫画の単行本発売日が生きがいです!

ハリー:あまり機会はねェが、乗馬は最高に気持ちいいな!  

風が心地いいし、普段の景色も違ったように見えるからよ!




【嫌いなもの】


ユウ:他人。極力関わらないように暮らす方が軋轢を生まなくて幸せだし。

ナオミ:自分。理由? 話したくないから言わないわよ。

エイコ:学校の人間。陰で馬鹿にしてくるから。

ハリー:単調な日常。他人からの指図。




【あなたの長所は】


ユウ:えっ、長所? 特にないと思いますよ。僕より若いナオミさんやエイコちゃんの方がすごいから。

ナオミ:人からは努力家と褒められることもあるわね。毎日手料理を作ったり、文化的な生活を維持できてることかしら。継続って、なかなか難しいことよね。

エイコ:ひ、人の話を聴くのが上手いといわれます!

ハリー:即断即決! オレサマは悩まねェ!




【最後に一言】


ユウ:ええと、何を言えばいいんだろう。とりあえずお疲れさまでした。

ナオミ:お疲れさま。また機会があれば答えてあげる。

エイコ:あの、受け答えがスムーズにできなくてスイマセンでした!

ハリー:悪魔に根掘り葉掘り聞いたんだ。対価をよこしな。たとえばこれを見ているテメーの魂とか……。




その後ハリーが暴れだしましたが、ユウが命令し、その場は収まりましたとさ。

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