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夢憑依Ⅲ(私は獣人)  作者: 夢未太士
第2部 惑星ビュリア
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その後のノキナ獣王国

その後のノキナ獣王国


さらに3年が過ぎノキナは23歳、住まいもお城から舘へと移した、この時代に作られたお城はジェームスやドナルドには天井が低く3階より上には階段で上がるのも大変だという事もあり、お城は記念館として残し別に舘を立てることにしたのだ。

もちろん舘の場所は城からすぐ見える広大な空き地に全部で5棟建てることになった。本館のみ2階建てにして少し西洋式な建物をイメージしガラスを使ったおしゃれな建物だ。

天井は3メートル有り明かりは魔力で何時でも使える仕様、この世界でこの時代最先端の住居となった。

残りの4棟の内一つは道場、道場は畳にすると100畳はある板床式のものだが床には魔石を混ぜた塗料で強化してありノキナの震脚でも壊れないように設定してあるので、他の者が震脚を使用しても絶対壊れたりはしない作りだ。

この技術はすでに国中全域で取り入れられ新しい建物には耐震耐炎耐水耐圧耐劣化規格として国で認める基準となった。

古い建物にも塗料であれば強化がすぐ可能だし木材にも石材にも使うことが出来るため、加工時には必ず取り入れられている。

以前はよく火事を起こして町が半分燃えてしまったこともあったが、この規格ができてからはほとんど火事が無くなり火消しの転職まで国の問題として取り上げられたほどだ。

瓦には最初から材料として練り込まれていて、漆喰にも使われているので木造ながら鉄筋の数倍強い強度を誇っている。


ノキナ獣王国北西部にはアルフレア共和国との境に1万メートル級の山脈が有りその麓にある鉱山に魔石の鉱脈が見つかり、現在この鉱山から魔石の採掘を始めることになった。

海竜族のその後は銚子村の隣に舞浜村を作り住むことになり、この2村を纏めて土佐市と命名漁業はもちろんの事真珠やサンゴなど貴重な宝石類もこの地域の特産品としてノキナ獣王国の大きな産業となった。

そして道路の整備が着々と進んで王都大国から土佐市までは特に急ピッチで道路工事が進み、この秋にも大国土佐ハイウェイが出来上がる予定だ。

この道路ができると全長1万5000kの産業道路が出来上がる、時速200k巡行の荷車であれば5日あれば大量に荷物を運ぶことが可能となる予定だ。

ドナルドは宰相となり現在その荷車の改良に取り掛かっている、道路の強度をいくら上げても走る車が前のままでは意味がない、空を飛ぶ輸送もあるが今は小物の輸送のみ許可してある。実は飛行の魔法を使えるものは少し増えてきて確実に習得した者には宅配便の仕事を割り振ったのだ。

空であれば強化魔法との併用で気功術6級ぐらいあれば陸路の5倍というスピードが出せる、この頃にはジェームスとドナルドの気功術も8級となり急ぎの仕事で現地へ行くときは空を飛ぶ姿を見かけることも多くなった。

カニニからは事故には十分注意してくれと言うよう頼まれたけどね。

ジェームスはさすがに道路工事とは別に元が牧場主だっただけはある。工事中に見つけた広い土地を開墾し牛や鹿などの家畜を始めた、鹿肉の生産と牛の乳を使った加工品を流通さるため今では色んな機械を作成している。

私はいまだに人助けを続けている屋敷はローレアと数人の使用人に任せて夜は正義の味方に変身するわけだ。結局ヒデキじいさんのやっていた事をそのまま続けている。

何故かって?やはり血なんだろうか、性に合うと言うか楽しいからなのか、人助けも色んな場所へ行くのもね。

アビスの息子クラビスだがあれだけ人族との結婚にこだわっていたにもかかわらず結局姉とも婚姻したとの事、よく聞いてみるとすでに5人も妻がいると言う。人族の娘3人海竜族1人人魚族1人。なんて言って良いやらこの親有りてこの子ありでしょうか、すでに4人も子を作り一家の大黒柱として頑張っているらしい。

アビス本人もあれだけ妻たちに女遊びはするなと言われていたにもかかわらず、4人の人族の娘を妊娠させてしまい、慰謝料は取られるわ子供の認知は迫られるわ、その為本妻からきついお灸を添えられ当分村からは出れないらしい。

その他の海竜族や人魚族の娘たちもこの時とばかりに人族と交わり、現在村は出産ラッシュらしい。

(現在100人が妊娠中、村人全て合わせても200人に満たないのに)

ザンキアナ国にあるミスイ商会は唯一のノキナ獣王国との取引会社として今恐ろしいほどの商材の数を一手に引き受けている、特に味噌と醤油そして米はザンキアナ国には無かった食材でザンビカにあるレストラン(メゾンビラナターレ)を中心に卸すことになった。

ザンキアナ国内最大のマフィアグループは結局壊滅したらしい、後から聞いた話だがなんでもあの後集団で仏門に入ったと言う。

この国の国王とは年に何回か訪れて国交を結び農業や建築技術の交流を始めた、領事館は港町コンゴウとは別に首都ポルンカに第2領事館を作り、まずは陸路と海路の運行による取り決めから詰めることになった。この交渉にはドナルドが宰相として参加しローレアもお目付け役として同行している。


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