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夢憑依Ⅲ(私は獣人)  作者: 夢未太士
第2部 惑星ビュリア
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3回目の憑依が終わった

3回目の憑依が終わった


長い長い夢だった、約7年にも及ぶ夢憑依、目が覚めると目の前には眠りに落ちる時と変わらない、自宅のリビングそして目の前にはテレビが。

(おっさんかえってきたど~~)

長い旅が終わった、手から落とした単行本を拾うと手に取り栞を挟んで閉じる。

すごい夢の旅だったアメリカから惑星へ行き国を手に入れ人助けを何回もして最後に人魚との別れ…現実に戻るとものすごい焦燥感が襲ってくる。

たぶんこの先何年生きていてもあんなことは2度と体験できないだろう、魔法も沢山覚えたが。この現実世界では使える魔法は10にも満たないだろう事は解っている。

残してきた友や部下、ノキナにちゃんと後を託せただろうか?心配もあるがそれよりも最後の2日で会った人魚のローレアは綺麗だった。

もう少しあのまま彼女のそばにいたかったのだが、まあそれは仕方のない事だ。

あの時代の私の仕事はあそこで終わったという事なのだろう。

寝起きの少しぼーっとした感じを味わいながら考え事をしている、大事なことを忘れているような気がした。

(とても大事なこと、そうこの世界での…)


目の前に付けっぱなしだったTV、そこにはコマーシャルが映っていた「年末ジャンボ10億円宝くじ、本日発売‼」

「あああああああ・思い出した、思い出したぞ」


コマーシャルはジャンボのものだが買うのはロト。

6つの数字をちゃんと覚えていた2種類だが7つの数字の方は5つだけしか思い出せない、とりあえずペンと紙を引き出しから出して覚えている数字を紙に書いて行く、これから数か月はこの数字を毎週買い続けるのだ、明るい未来のために。

翌週の定休日、支払いや振り込みの為に駅前にある銀行へと向かう、ロトくじは日本のこの時代ロト6が週2回ロト7が週1回 金額はロト6で1口200円ロト7で1口300円両方ともにキャリーオーバー発生で3億はくだらない。

今日は12月1日火曜日いつも毎週銀行横の売り場で購入している、全体での掛け金は内緒だが、今俺には最大の歯止めがいない。

子供も別々に暮らしておりもう1年ぐらいやもめ暮らしと同じ状態だ、料理は作ったり作らなかったり、弁当を買うもよしレトルトで済ませても良し。

便利な時代で良かったとつくずく思うよ。

銀行のATMで公共料金の支払いを済ませ○×銀行の宝くじ売り場でロトクジを買うと次は食料品と雑貨の購入、最近は100均での購入か増えました。

昔より品数も増え品質も良くなってきている。

キッチン用品や文具それからPCサプライなどまで売られていて、月に数回は買いに来ている。

それが終わると食品の買い出し、基本的には飲み物が多い、車での買い物なので重さのあるものを中心に買い求めるが季節によっては酒の肴が多くなる。

最近はミネラルウォーターも購入品目に含まれる、鍋やスープ・シチューなどは全てミネラルウォーターを使用することが多くなった。

水はほとんど酒でとるからね、医者泣かせかもしれない。

気功術を纏い周りに知られないように気功を巡らせると、手に持った買い物袋がまるで空気のように軽く感じる。

それから数週間、覚えていた数字は果たして幸せを運んでくれるだろうか…神様お願い!


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