表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

マージMr.兼光と患者.荒凪 善哉の憂い

作者: kengo

兼光「君ももう呆けてしまったのであろう。」

兼光はある日、善良な街医者である。

兼光と患者である善哉は、敬虔な使徒である。

善哉「西瓜に種がない!!」

そんな女性のビキニ眩しい夏真っ盛りの中、

善哉は花珠大学と言う大学に通っており、

それとは別の大学である庭梅大学の女性

焔錠 和那は世界平和の為のUNICEFへの募金

活動をしていた。兼光は全く役に立たない

魔法使い(三十路童貞)である。しかし彼にも

モテない理由があった。彼には聖書有れど

金のない所謂、ホームレスファーザーであった。

兼光は和那を婚約者にされていて将来有望な

人であったのにその期間が長すぎたのだ。

兼光は「婚姻届を提出しようと張っていた」のに

和那は唯一の人を愛する覚悟が出来ず、"他の人を

見てからにしよう"と思っていたのだ。兼光は

時を待つのに1年待った。その間に大事な妹

松瀬 沙奈美は結婚をし、親が居ない松瀬家は

兼光ひとりボッチとなった。母親は

TVの報道と悪どい新聞社の世界線に巻き込まれ、

四苦八苦の末、自殺。父親は、兼光の母親の殺人の

容疑で牢中で、食事を与えられず、獄死した。

兼光の校内暴力は当然の事であった。

"荒凪 善哉"と出会ったのは高校の夏休みの事で

あった。善哉はよく笑い、賢い箱入り息子と言う

印象である。兼光はと言うと人の体をしているので

周りの人には気付かれなかったか、暴力を

振るった当人なので、やられた人物に恨みを

買われていたので、いつも昼休みは教室から出て

屋上に登り入り口に鍵をかけていた。兼光にとって

周りはゾンビの様な存在に変わりなかった。

兼光「…。」バサッ(誰かが鞄を下ろす音)

善哉「俺はー!!郁美が大好きだー!!」兼光「…!!?」兼光とは全く違う人種である善哉の告白である。

善哉は兼光がいるのを振り返って気付いた。

善哉「うおっ!!」この時、兼光は他の生徒同様

兼光が校内暴力の者とは知らなかった。

善哉「大丈夫ですか?驚かせてすいません。

裏門に恋人がいるものですから…。つい…。」

兼光は善哉が少し嫉妬の対象となった。

兼光「いや、構わない」兼光は屋上に

風呂敷で包まれた弁当を開けると服を床に敷いて

食べだした。ガン!ガン!!ドアノブの

鍵を開けず、暴力を食らった生徒の仲間が

入ってくる。(扉硝子を割ったということ)

扉硝子から人が這い出してくる。

善哉「これは…鉄パイプか…。」善哉は

心優しい(臆病である)為、

暴力を振るえないのである。

兼光「万事休す…じゃないな。」ガッ!ヒュン!

兼光は屋上から飛び降りたのである!!

下には別のクラスルームがある。

兼光は学校(時実高校と言う)に長暮らしの為、

その事を熟知していたのだ。善哉は、

兼光はなんて逃げ足が早いんだと尊敬した。

これが、松瀬 兼光と荒凪 善哉の出会いである。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ