この世界の事情
「ゴミとか言わんといて」
「そーだぞ王様よーいちよう極意になってるから強いんじゃねえの?」
「そういうわけでもないぞよ、運び屋という非戦闘職だからのう、戦えと言われて戦えるのかのう」
「それでも荷物持ちや連絡係になるんじゃ?」
「お主らマジックボックス持ちだったこと忘れておるじゃろ」
「神は死んだ」
「そのセリフは人前で言ってはいかんぞ、この国やその他の国でもエル教がさかんじゃからのう」
「エル教というのは?」
「旧キリスト教が旧人類の歴史が終わるときに、人々に力を授けられた偉大なるエル神を祀る宗教じゃ」
「旧人類の歴史が終わるところを詳しく教えてください」
「旧人類は人々を死から生き返らせることに成功してしまったのじゃ、それに怒った邪神は人々を混乱させ、戦争を起こさせ、人々を惨殺し、人類を滅ぼしたのじゃ。それに対してエル神率いる善の神は人々を癒し、新たな人類を生み出し、新たな技術である魔法を授けられたのじゃ。そうして邪神は封印されどこかの地にいるのじゃ。」
「魔王やモンスターというのは?」
「魔王とは魔族の王であり、魔族というのは邪神が生み出した新人類といわれておる。
モンスターは邪神が人類を滅ぼすために生み出した生き物らしきものじゃ」
「魔王はどこにいるのですか?」
「北の大地に魔王城があると言われておるぞ。しかしながら車など無いから馬車と船で向かうのじゃ、お主らだけでは道に迷いそうじゃし色々あると思うからこちらから二人連れて行くがよいかの」
「誰ですか?」
「おーいこっちに来んかい」
そうして出てきたのは
ザ・ヤンキーな金髪の子と鮮やかな血のような色の銀髪の子だった




