狩りの時間ダァ〜
というわけでやってきました
ゴブリンの村
いやぁね〜なんでここにいるかって?
俺の方が聞きたいよ
ラミエルがアビス村への帰り道に
「なん…だと」
「えっ」
「近くにゴブリンの村がある、ふふふ、
わたしの鼻は騙されないよぉ〜」
「ちょ、まって〜、そもそもそのまんまるなスライムボディのどこに鼻があるんだよぉ〜」
といって今ここにいる
なんなんだミカエルは
「わぁ、ゴミのようにゴブリンがいるわ、ははは、滅べ滅べ滅べぇ〜「スライム・ボンバー」あーはっはっはっ」
なんていってゴブリンを退治もとい惨殺している
怖い
彼女の通った後にはいくつかの袋が落ちている、これはパンドラバッグと呼ばれるもので中身を確認すると消えるという変わった袋だ。
クエストで受注しなければならないのは、ワイバーンレベルからでだいたいゴブリンの村はゴブリンの種類にもよるがギリ、ワイバーンより下なのでクエストを受けないでもいいというか、村を見かけたら近くの村で被害が出てしまう可能性があるので、戦えるのならすぐに潰したほうがいい
そしてスライムはゴブリンの村を言葉通り風のように駆け巡っていた
「しっかし、人間でなければミカエルって強いんだなぁ」
「ふははは、わたしも伊達に『最悪の魔王』じゃないんだよ」
とゴブリンの返り血(赤っぽい紫)まみれのスライムが言っている
「怖っ、勇者が攻めてくるわけだ」
原因は案外こいつかもしれない、と思ったシュンであった
結局ほとんどミカエルの魔法(風魔法を利用した体当たり)で倒された
少し肉付きのいいゴブリン(ゴブリン・ファイター)
肉付きのいいゴブリン(ゴブリン・ソルジャー)
少し大きいゴブリン(ゴブリン・リーダー)
大きいゴブリン(ボス・ゴブリン)
帽子を被った(マジック・ゴブリン)
ヒゲ付きの大きいゴブリン(ゴブリン・カイザー)
王冠を被ったヒゲ付きの大きいゴブリン(ゴブリン・キング)
がいたことには気づいていない
ゴブリン以外は全部必ず袋をドロップするので大量に袋があるのだが
ミカエルが速すぎたので
ゴブリンに関する知識をなくしていたので
方やゴブリンを瞬殺しまくってゴブリンは色違いのゴブリンしかいないと思い込んでいるので
「あぁ〜疲れたぁ〜」
「そりゃ疲れるでしょうねぇ、風魔法ガンガン使ってるなんてね、曲がる時なんかかなり魔力を消費するっぽいし」
「まあでも、君の収納魔法のほうが消費が無くていいよね」
「そりゃ収納だし、攻撃魔法じゃないし、そもそもミカエルも無詠唱だし」
「それは、技名を言ったし、攻撃するように大量に消費しないから、無詠唱でもいいんだ」
「あの狂気に満ちたセリフの中で一つだけまともに聞こえたけどあの一言だけでこの光景を見る限りやっぱり狂気に満ちたセリフだったあの一言で?」
「ええ、風魔法とこのスライムボディを融合させた必殺技「スライム・ボンバー」よ」
「やっぱり即興でこの惨劇を作る技を考えるとは、さすが『最悪の魔王』」
「むぅ、その名は好きじゃない」
「さっき名乗ってたよね」
そんなこんなで初めての狩りは上々な結果で終わった。
彼らは、知る由もない、この村がすでに発見されていたこと、この村が軽くワイバーン級を超えレッドドラゴン級であることを、この惨劇から何か大きな存在が近くにいると、オワリで噂されることを




