7話 劉璋、ぶらり(幼女)散策…………騎馬の一族編
私事ではありますが、遂に目目連待望のあのアニメが帰ってきましたね。
ロリ+スパッツ=天国
内容がどうとか、作画がどうとか、ロリコンホイホイとか、1人ブルマやんとか、そんなことはどうでもいい!!
ロリにスパッツこれ最強!!
以上。とあるスパッツ信者からのお言葉です。
本編には一切関係ないので悪しからず。
ただ作者のモチベーションが格段に上昇しています。
――――――――――
「幼女は居ねえか!」
「わ!?な、何なんだよ!?」
「お姉様、変な面を被った人だよ!?」
劉璋が次なるターゲットに選んだのは“馬”の牙門旗の陣営だった。
涼州連合の陣営であり、盟主である馬騰の代理で娘の馬超が率いている。
「幼女!幼女!幼女を寄越せ!!」
変な面に変な踊りまで足して、完全無欠の不審者になった劉璋は休憩中の馬超とその従姉妹である馬岱へと近づいていく。
「へ、変態だぁぁぁ!!」
「フハハハハッ」
なまはげの格好をした劉璋が馬超たちを追い回す。
「お姉様、槍!」
「たんぽぽ、助かった」
しかし、馬岱が槍を渡したことにより立場が逆転する。
「フハハ―――うなぁぁぁ!?」
「待てコラ、変質者!」
「待てぇ!」
劉璋は追い回す側から追い回される側へと一転した。
「ハァハァハァ。もう駄目、死ぬ。疲れた。休憩したい」
再び簀巻き状態となる劉璋。走り回り過ぎて、まるで陸に揚げられたら魚のようにぐったりとしていた。
「で、一体何なんだ、コイツ?」
「さぁ?たんぽぽに聞かれても……。ただ―――」
「よ、幼女………」
「変態だってことは確かかな」
ぐったりしても幼女を求める劉璋は正に変態の鏡だった。
「ニシシシッ」
「何で誇らしげなんだよ、コイツ……」
段々と劉璋が気味悪く思えてきた馬超。
「うむうむ………」
「え?何?なんでたんぽぽを見るの?」
ニヤけていた劉璋が急に真面目な顔をして馬岱を見る。それはそれは真剣な眼差しに二人はたじろぐ。
「非常に微妙なところですけど…………ギリ合格で!」
「なんだろう。たんぽぽ、この人が何を言ってるか、分からなくなってきた」
「アタシもだ……」
「まぁ、とりあえずここは1人ですねー」
ふむふむ、と1人頷く劉璋。
「あ、そうでした。幼女さん方、一つお尋ねしたいのですが?」
寝転がった状態から正座へと変わる劉璋。
「ここの大将さんの馬超さんとはどなたですか?」
「え?馬超ってのはアタシだけど………」
「…………」
「な、なんだよ」
「チッ、ハズレか………」
「何なんだよ、お前!?」
馬超が名乗るや舌打ちする劉璋。
「ホント、何しに来たんだよ!?」
「最初から言っているではないですか。幼女を探しに来たんですよ」
始めから徹底して劉璋はそう言っていた。だが、それを言葉通りの意味で捉える人は少ない。というかここまで欲望丸出しでは逆に芝居ではないかと疑うのが人の性というものだ。
「あぁ、そうだった。馬超さんに聞きたいことがあったのですよ」
「今度は何だよ。もういい加減出て行ってくれないか?」
「つれないですねー。まぁ簡単なことですよ。馬騰さんはお元気ですか?」
「え?アンタ、母さんを知ってるのか?」
「え?いえ、全然。面識なんてこれっぽちもありません。涼州は遠いですからねー」
「じゃあ、なんで聞いたんだよ!?」
「暇つぶし的な?」
「ホントに何なんだよ、アンタ!?」
「お姉様、もう真面目に相手しない方がいいんじゃないかな?」
ニヤニヤと完全にからかいだした劉璋に馬超はまんまと踊らされている。
「ホント、もう帰ってくれよぉ」
「ニシシシッ。貴女はイジり甲斐があるなー。好みじゃないですけど」
劉璋は笑う。
「ところでお兄さん?は何しに来たの?」
「何故、“お兄さん”と言うのに疑問系だったかはさておき…………」
劉璋は馬超たちを見る。
「お遊びはこれくらいにして本題に入ろうか、馬超殿」
『ッ!?』
劉璋の雰囲気ががらりと変わる。いつもの飄々とした空気は霧散する。代わりに研ぎ澄まされた剣のごとく鋭く、重い空気を纏う劉璋。
「馬超殿らは涼州の出身でしたよね。それも董卓さんらと同じ……」
「な、何が言いたいんだよ」
劉璋の空気に呑まれながらも気丈に振る舞う馬超。それを支えるのは彼女が母、馬騰の代理としてこの地に来たという義務感。それは彼女を奮い起こすには十分な理由となる。
しかし、それすら劉璋の前にあっては脆くも瓦解する。
「何とはおかしなことを聞きますね、馬超殿。もうお分かりなのでしょ?僕は雑談が好きですが、本題はサクッと終わらせる主義なのですよ」
「だから、何を言って…………」
「あくまで白を切るつもりなのですね。僕だって鬼じゃない。公言は避けるつもりですよ?」
にこやかに笑う劉璋。だが、その笑みは今までのような軽い笑みではない。まるで覇王、まるで麒麟児のような相手に有無を言わさぬ強制力を持った笑みだった。
「証拠は既に揃っているのですよ」
じりりと詰め寄る劉璋に馬超の体は自然と後退ってしまう。馬岱はすっかり怯えて馬超の背中に隠れてしまっていた。
「だ、から……何を、言って―――」
「いい加減にしろ!証拠は上がってんだよ!!」
一気に馬超まで詰め寄ると劉璋はまくし立てる。
「幼女が馬に乗る姿は何かエロいに決まってんだよ!!」
『………………………は?』
「涼州の民は幼い頃から馬術を習い、馬と共に生活するんだろ?幼い体を必死に揺らして上に乗る幼女!それはさぞかしエロいはずだ!!それを僕は一度でいいから見てみたい!いや、一度なんて嫌だ!一生涯見てても見飽きない!」
そして、さぁ!とでも言わんばかり手を広げる劉璋はとてもいい笑顔だった。
「……………いけ」
「え?何、馬超さん?幼女は何処に?」
「さっさと陣内から出て行けッ!!」
「うなっ!?いきなり槍を振り回すとか何を考えているのさ!?」
「お前の方が何を考えてんだよ!?いきなりあんな雰囲気で迫ってくるから少しちびっ……って、うわぁ!何を言わすんだよ、このヤロー!!」
「え?なに?馬超さん、漏らし……」
「うるせぇ!叩き出してやる!!」
「ヤバッ!これは煽り過ぎた。……仕方ない。ここは一先ず退散。しかし、必ず僕は幼女が馬に乗る姿を――――うわっ、マジで鬼の形相でこっち来た!?」
こうして劉璋は馬超に陣の外へと追いやられた。
「あーあ。お姉様も変なお兄さんも行っちゃった」
後には馬岱だけが残っていた。
「それにしてもあのお兄さん、一体何しに来たのかな?それに――――――最後まであの変なお面被ってたのには意味あったのかな?」
今までのやり取りの中、劉璋はずっとなまはげルックであった。
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