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りんね  作者: 小林マコト
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序幕

ホラーといえるのかどうか。

お楽しみいただけるとうれしいです。

 絢爛(けんらん)なる、吉原(よしわら)と呼ばれる街がその世界にはありました。吉原は遊郭(ゆうかく)が多く集まる街であるのですが、その街の存在は幕府にも認められるほどのものであり、男どもの社交の場とも相成(あいな)りました。

 (あで)やかに着飾る遊女らは羽振りのよさそうな男どもに(こび)を売り、自らの身をも売っているのです。

 美しい女たちの街、吉原。

 その中でもっとも美しいと言われる最高位の遊女(ゆうじょ)がおりました。

 名はもう思い出すことも出来ぬのですが、その遊女は吉原唯一の太夫(たゆう)であったがため、「太夫」という通称で呼ばれていました。

 また、その遊女には呼び名が多く存在してました。その美しさから「傾城(けいせい)」、字も思い出せぬのですが、たしかに存在した遊女の名の字の読みのひとつで「りんね」とも呼ばれておりました。

 ここではその遊女のことを「りんね」と呼びましょう。


 りんねは、吉原一の花魁(おいらん)

 物心付かぬころから吉原で暮らし、影のある美しさを武器に、艶やかで絢爛なる吉原の街を行きます。


 これは、りんねがまだ「ひと」であったころの話であります。


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