三号館。 わたしは知らない。 作者: caem 掲載日:2026/02/20 わたしは知らない 聞いたことはあったけど 当事者ではなかったから 知らんぷりをしていた 戦時下にいなかったから 原爆なんてわからなかった 次々と 焼夷弾が落とされていく その破片ですら命を奪う その歴史が残されていた たくさん 残されていました 家族にむけて残された手紙とか たった一枚の絵はがきとか 色褪せた写真があって その当事の思い出が残されていました ただ その絵画は 平和そのもので 港町だったので うっすらと 漁港で汽笛が聞こえた