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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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泥団子とマズロー

マズローの欲求段階説。
それは人間の欲求を大まかに分け、段階別に考察した心理学的説である。
その説の第5段階目である「認知欲求」に飢えた幼少期を過ごした少女が行き着いた「知りたいの向こう側」にあったのは、気づかなくていい事に気づき絶望した自分の姿だった。

人間は醜い。そして自分も醜い。

いつしか少女は大人になり自らを「汚い大人」又は「泥団子」と自称し始める。
泥団子も磨けば光るが所詮中身は泥、ダイヤになんてなる訳が無い。

そう思って絶えなかった彼女を画面の向こうに存在する「人間を模した2次元」が救うのは必然であった。

自分を、泥を丸めて磨くのは一体誰?何者?

不安定な泥を救い上げた者が画面の向こうにいるだけで救われたんだ。
これは、そんな「全てを知ってしまった元少女」と「何も知らないただの配信者」が織り成す物語だ。
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