表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/11

社会人野球で遠藤さんとの掛け合い

遠藤さんに、言われたとおりスライダーに最初から狙いを定めたらいいと思うかもしれないが、自分の感覚と他者の感覚は違うので、自分の感覚と確かめてからいつも、方針を決めている。




2球目、3級目、高めのアウトコースのストレートをカットしていき、1ボール2ストライク。




そろそろ、インコースを攻めてもおかしくないと思い、アウトコースにきたら、カットできるようにしながら、インコースの変化球を待っていた。




4球目、相手はインコースにスライダーを投げてきた。




僕はそれを綺麗に腕を折りたたんで、レフト方向に引っ張った。打球はぐんぐん伸びていき、レフトスタンドに入った。ホームランである。僕はガッツポーズしながら、ダイヤモンドを一周した。




ベンチでハイタッチをすると、おしりをハイタッチとおしりをものすごくたたかれる。




「ナイスバッティング」


「今日も調子いいな」と言われて、


「まあな」と僕も返す。




今日はほんとに調子がいいかもしれないと思い始めた。




僕は、ベンチに座って状況を眺める。3番打者、4番打者の小笠原さんが倒れて、守備の回になる。今日は相手の球が走っていてストレートは打てなさそうだと思った。




守備では、センター前に抜ける球を拾ってくるりと回ってファーストに投げてアウトにした。3回表、2打席目が回ってきた。




一回目の打席でスカウトの人たちにアピールできただろう。長打力もありますと。




前の打席でインコースのスライダーを打たれたことで、インコースにはスライダーは投げにくいだろうと思い。アウトコースの変化球に狙いを定める。




ピッチャーはスライダー以外も、シンカーやカーブを持っている。


変化球のデータを頭に入れて、右打席に立つ。




1球目、インコースのストレートを見逃す。


かなり、攻めたボールだ。




2球目アウトコースにストレート、これもまた見逃す。0ボール2ストライク。




相手も自分のピッチャーが球が走っていると分かっているのか。ストレート主体のボール構成になっている。




ここは、ストレート狙いにしようと。変化球を待つのをやめる。




3級目、大きいカーブがアウトコースに落ちてきた。それを反応して、流すようにうつ。打球は、ライト線の近くに落ちて行った。




審判が「フェア」と言う。




ライトにポテンヒット放った僕は、1塁を回って、ストップする。




味方からは「ナイスバッティング」と言われるが、自分としてうまく当てたバッティングだった。




ストレート狙いだったけど、打てて良かったと思った、


それから、味方がヒットを3連発して、2点が入った。




スコアは3対0試合は、4回裏にすすんでいた。




味方のピッチャーは、近藤という選手で。要所を抑えるピッチャーで、相手打線を完全に抑えていた。この回も抑えて、今だ、1安打。




5回表、1番の遠藤からの攻撃


高めのストレートを遠藤さんがセンター前に運んだ。




ここからは、遠藤さんと僕との連携である。


打席に僕が立ち、監督がサインをだす。




「遠藤、盗塁」と出されていた。




ここは1点がほしい場面なので、盗塁なのだろう。僕も了解の合図をヘルメットのつばを出して触る。




相手も、盗塁を警戒してか、牽制球を3球も投げる。相手のピッチャーは投球動作に入った瞬間、遠藤さんはスタートした。




僕は、相手の投手が投げたボールをわざと空振りする。




キャッチャーは、ピッチャーからのボールを取ってから、2塁にすばやく投げるが、ショートが2塁の手前で取るときには、遠藤さんはすでに、2塁に到達していた。




これで、0アウト2塁。監督からは、いつも通り打てのサイン。進塁打だったらいいが、ヒットをここでは狙う。




僕は、相手の変化球を待ちをしている。ストレートが浮いてきて、制球が定まっていない今、変化球を投げて立て直すだろうと思うからであった。




2球目、真ん中よりの高めのスライダーをスイングして、バットにあてる。




バットが真にあたった音がして打球が伸びてくる、センターが下がって、下がって、フェンスをみる。




フェンス直撃だろうと、僕は思い、いっきに2塁まで行こうとするがどうやらボールが帰ってこない。


3塁コーチを見ると、ホームランのジェシュチャーをする。僕は、びっくりする。まさか、ホームランになるとは思っていなかったのであった。




今日の僕は絶好調であった。


ベンチでハイタッチするとき、また、お尻をたたかれて、誰だと振り向いたら、小笠原さんだった。もうちょい優しくできないかなと思いながら、ベンチに座る。




「ナイスバッティング、最近調子がいいね」


「自分が、思ってたより打球が伸びるから、びっくりしたよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ