表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩歌集2

満月蝶



 地上に月明かり降りる

 雲のない満月の夜

 その降りる淡い月の光から


 ひらりひらひら


 透明で月明かりのように淡く輝く蝶

 満月蝶が生まれる


 満月蝶は名前の通り

 満月の夜に舞う蝶


 満月の月明かりより生まれ

 そして

 満月が夜の向こうで眠り

 夜が明ける頃に

 満月蝶は永久とわの眠りに就く


 満月蝶の一生は一瞬

 儚くて切ない生命いきもの

 だけど

 その刹那の存在が

 神秘的で美しいと

 人々は言う


 今日は曇り無き満月の夜

 すうっ…と

 地上に降りる月明かり

 まるで

 夜を照らす後光のようで


 その月明かりより

 

 ひらりひらひら


 満月蝶が月光から生まれる

 月明かりのように

 淡く煌めく

 そのさまは満月の夜を舞う

 妖精や天女のようだ


 地上に降りる月明かりの周りを


 ひらりひらひら


 透明で美しい満月蝶


 月明かりとともに

 暗い夜を淡く優しく照らす…





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] とても綺麗で幻想的な詩ありがとうございました。
[良い点] 満月の月光から舞い降りる満月蝶とは、何とも幻想的な光景ですね。 その年で満月が最も大きく見える「スーパームーン」と、その月に2度目の満月である「ブルームーン」。 この両者が重複する「スーパ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ