表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
毒殺師一族の悪徳令嬢は敵国の王宮で奮闘する ~溺愛ルートは望みません~  作者: 如月いさみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/29

その2-4

アルフレッドは咳ばらいをすると

「それで、この彼女」

アンリエッタ王女も貴方と共に働くことになる

と告げた。


アンリエッタは笑顔で

「アンリエッタ・トェル・フィマールです」

宜しくお願いします

「ティナ・フォン・ノアール嬢」

と告げた。


ティナは顔を上げると

「…王女?」

と呟き

「フィマールの王族は敵国の毒殺師を何だと思っているのかしら」

この国の王族は花畑ばかりだわ

と心で呟いた。


アルフレッドは彼女の表情にデジャヴを感じると

「…お花畑だと思われている気がする」

と心で突っ込んだ。


そして、咳ばらいをすると

「アンリエッタ王女と共に明日から宜しくお願いする」

あと

「先ほど言っていたリストも頼む」

と告げた。

「それから食事の時間になったら迎えを寄こす」


ティナは頭を下げると

「かしこまりました」

と答えた。


アンリエッタ王女はブラウンの髪をした美女であった。

溌溂とした表情に輝いて人目を惹きつける空気。


ティナは三人が出て行くと

「…カリスマ性は二人ともあるわね」

結婚したらさぞかし国は盛り上がるわね

と呟き、椅子に座った。


城の噂がどうなっているのか分かっている。

カナル王国の毒殺師一族の噂は世界中に知れ渡っているのだ。


「私と共に働こうなんて人間がいるとは思わなかったわ」

ティナはそう言い

「まあ、あの王が花畑だから王族はそうなのかもしれないわね」

と呟いた。


アルフレッドはあの日からずっと食事をティナと共に取っている。

その上で毒見役を置かなくなったのだ。


つまり、ティナに毒見役の代わりをさせているのだ。

ある意味において正確で毒で死ぬものがいない上に牽制にもなる。


ティナは夕食の席に着きながらアルフレッドの食事の前に置かれるスープや前菜、メインなどの料理を嗅覚、時として味覚で確認し

「考えれば一石三鳥になるわね」

花畑だけど愚王ではなさそうだわ

と心で呟いていた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ