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六日目


「ようやく! ようやくあなたを見つけることが出来た!」


「競売所であなたが売られているのを見た瞬間、本当に運命だと思ったわ」


「安心しなさい。今あなたがあれに食べられないように囮を作っているの。それが完成すれば、あなたは一生安全が保証される」


「ああ、やることがたくさんあるわね。一通りの精密検査と入学手続き……そうだ、呼びにくいから名前も決めておかないと――」




「あい」


「え?」

「名前……藍色の、藍」


 どれだけ心が壊れようと、何もかも諦めてしまっても。それでも、彼に呼ばれたその名前とあの色だけは最後まで私の中に残しておきたかった。






 ーーーーーーーーーー






 脱出計画実行当日。今日は土曜日で、午前中で授業は終わりだ。まあ自習が殆ど機能していない私達にとってはいつもと大して変わらない。


「社先生は今日休みです」


 しかし変わっていたのは別の所だった。教室に英語を担当する教師が来たかと思えば、あの担任は今日休みだと言ったのだ。当然クラスは困惑に沸き、こそこそと「あの先生が休み?」「社先生って休みとか必要なんだ」と口々に囁く声が聞こえてきた。


「藍さん、これは幸先が良いですよ」

「そうかな……」

「はい。あの先生に見つかる心配が無いだけで随分と安心感が違いますから」


 浮き足立つ生徒達に紛れてしいちゃんがこそこそと話しかけてくる。けれど私は彼の言葉にどうにも喜んで同意出来なかった。普段とは違う、むしろ逆にそこが不安に思えてくるのだ。考えすぎだといいけど……。


 しいちゃんの計画では、脱出は授業が終わった午後に行われるらしい。気も漫ろに先生の声を聞いているとあっという間に午前中の授業が終わってしまい、すぐに計画実行の時間が来てしまう。

 此処から出たくないわけではない。だが心配ばかりが募って時間が迫る度に心臓が嫌な音を立てた。


「藍さん、行きましょうか」

「……うん」


 だけどそろそろ覚悟を決めなくてはならない。

 こちらに手を伸ばすしいちゃんの手をぎゅっと握りしめて、私は彼に続いて教室を出た。授業が終わったばかりで比較的周囲に人も多い。彼らに紛れ込むように足を進め、そして向かったのは――この学園と“外”を繋ぐ場所だ。


「こっちです」


 この学校の窓は開かないし、昇降口だって存在しない。だけど勿論完全に密閉されている訳でも、出入り口が無い訳でもないのだ。生徒と違って教員は外に出ることも可能だし、何より食料や生活必需品などはどうしても外から持ってくる必要がある。

 しいちゃんが提案した脱出方法とはつまり、外と中を行き来する荷物に紛れ込んで学園の外に出るということだった。


 ……しかし、そんなに上手く行くものだろうか。生徒が簡単に忍び込めるような杜撰な警備体制だったとすればもっと沢山の子達があっさりと脱出しているような気がする。


「いいえ、普通は無理だと思いますよ」

「普通は?」

「僕の場合は外に協力者が多数います。彼らのうちの一人に業者に成り代わってもらう予定なんですよ。だけど一般の生徒はそもそも隔絶されている外部に協力者なんて作ることはできない。おまけに……この学校に出入りする業者は脱走する生徒を捕まえたら多額の謝礼が出ることになっているようです。それこそ底抜けのお人よしでもなければ生徒を助ける理由もなく、またそんな人間ならそもそもこんな場所で働いていません」

「……成程」


 もし脱出出来る生徒がいればそれこそ非常に隠密に長けた能力を持つ生徒ぐらいだろうとしいちゃんから説明を受ける。

 そうして訪れたのは沢山の箱が置かれた保管場所だった。中身は空のようで、学園に来る業者が荷物を持ってきて、前に持ってきた空箱を回収するという流れのようだ。

 しかし荷物に紛れ込むと言っても私達が入れるような大きさの箱はあるのだろうか。それに大体の箱は折りたたみ式でそもそも人間ではなくても中に物は入れられないようになっている。


「どうすれば」

「藍さん、これに入りましょう」


 困っているとしいちゃんがずるずると大きな箱を引っ張ってくる。それは細長く頑丈な箱で、他の物のように折りたたみ式でもなかった。

 何を入れるものなんだろうと考えていると、しいちゃんは何てことのないように「棺桶ですよ」と口にする。


「か……」

「学園から外に持ち出す物――たとえばゴミとか、死体。紛れるんならそちらの方が好都合でしょう。学園側も一々その手の物を念入りに調べたりはしない」


 しいちゃんはそう言って棺桶の蓋を開けた。思いの外広そうなそれに私の腕を引いて何故か二人一緒に同じ棺桶の中へと入れられてしまった。


「な、なんで二人で?」

「受け渡し担当が誰かは分かりませんが、何も情報が無い中で一気に死体が二つも増えたとなれば不審に思われる可能性もあります。一人だけなら……まあ、社先生が気まぐれにやったのかなと思われるかと」


 すごい、あの先生をそんな使い方するのか……。謎に感心してしまいながらそのままの体勢で業者が来るのを待つ。流石に狭いので私はしいちゃんに抱きしめられる形になって、私はその体温でこんな状況にも関わらず眠たくなって来た。

 ……そういえば、今日見た夢は。


「藍さん来ましたよ」

「!」


 耳元でぼそっと告げられた言葉に眠りそうになっていた頭が一瞬で覚醒する。いつの間にか棺桶の外から微かな声が聞こえて来て、私は思わず両手で自分の口を塞いだ。

 少しでも物音を立てたら気付かれるかもしれない。動くなと思えば思う程体が震えてしまって、酷く緊張して呼吸が荒くなる。


「ぁ、」


 不意に右腕の肘がこつん、と棺桶の内側に当たる。と同時に周囲が突然騒がしくなるのが分かった。見つかったと血の気が引いたのもつかの間、ばたばと足音を立てて「おい何があった!?」と騒ぎ立てながら声が遠くなっていくのを聞く。

 ……そして、この場が一気に静まりかえる。何? 外で何が起こってるの?


 訳も分からないまま棺桶が持ち上げられる感覚がした。しいちゃんの方を見れば、彼は小さな声で「上手く行ったようですね」と囁く。


「一体何が」

「いえ、少しばかり他の生徒に発破を掛けておいただけですよ。今日は社先生も居ない。罰を与えられることもないだろうってね」

「……」

「ある程度騒ぎが起きればそちらに意識が向く。……これで、僕達は無事にこの学園から出られます」


 それはつまり、他の生徒を囮に使ったってことだ。その生徒を唆したのはしいちゃんで、実際に暴れたのはその人だ。だけどそれは、結局の所私の所為で引き起こされたことになる。もし暴れた子が後日先生に罰を食らったら……それでもし殺されてしまったら。


「大丈夫。藍さん、大丈夫ですよ」

「……しいちゃん」

「あなたは何も考えなくていい。罪の意識を持たなくていい。此処から僕と外に出ることだけを考えて下さい」


 私の考えていることを察したのか、しいちゃんが抱きしめる力が強くなる。

 ……それでいいんだろうか。私はただ無事に外に出て、それから――。


 棺桶が何処かに下ろされた。そしてしばらくすると車のエンジン音が聞こえて来て、ぐっと体が引っ張られるような感覚を覚えた。車が走り出したのだ。

 外が見えなくても分かる。どんどん学園から離れて行っている。たった一週間の記憶しかないあの地獄から、私達だけが外へ。


「大丈夫ですよ」


 しいちゃんが何度も何度もそう言って、安心させるよう頭を撫でる。

 しいちゃんがそう言うのならそうなんだろう。何も心配なんていらないんだ。これから私は、外で幸せになる。


 ――どんどん思考が停止していく。何も考えられなくなっていく。




 ……本当にそれでいいの?






 ーーーーーーーーーー






 どれぐらい走ったんだろう。

 途中からしいちゃんに促されて棺桶の外に出てから、私は他の荷物に背を預けて膝を抱えていた。途中寝てしまったから今何時ぐらいかも分からない。


「ねえ、しいちゃん」

「なんですか?」

「この車……何処へ向かってるの?」


 学園から随分と離れたのは確かだ。ただ一向に車は目的地に着く気配はなく、何も見えない暗いコンテナの中からエンジン音を聞いているだけだ、


「大丈夫ですよ。まもなく到着します」

「いやだから、何処へ」

「決まっているじゃないですか。僕たちが帰る場所ですよ」


 帰る場所? ……それって、何処だっていうんだ。

 私達が一緒に居たあの研究所は崩壊してもうない。私達と同じ細胞を持つ仲間がいる場所だということは分かるが、それでそこはどんな場所なんだろう。


「藍さんは忘れているだけです。大丈夫、すぐに思い出しますから」

「……しいちゃん?」


 なんだろう。しいちゃんの言うことが段々分からなくなっていく気がする。顔が見えないから――あの青い目が見えないからか、何故だがどんどん不安な気持ちが沸き上がってくる。


「ねえ、本当にどういう意味で――っ」


 その時、急に車が停止した。ぐらりと体が傾いて、慌てて傍の荷物を掴んでバランスを取る。外から複数の人の話し声が聞こえ、そのどれもが嬉しそうな声なのが分かった。

 それに気を取られていると今度はコンテナの扉が開かれる。暗闇に慣れた目でも然程眩しくなく、どうやらもう夜になっているのだと気付く。


「藍さん」


 しいちゃんがそっと片手を差し出してくる。それに手を乗せると彼は丁寧な所作で私を誘導してトラックから下ろしてくれた。その瞬間周囲の見知らぬ大人達がわっと湧き立った。


「ようやく……ようやくお戻りに」

「え? え?」

「藍さんこっちへ」


 それどころかぼろぼろと泣き出す人達までいる始末。思わずぎょっとしてしいちゃんの方へ身を寄せると、彼は私の肩に手を回し他の人をスルーしてさっさと歩き始めた。

 そうして連れて来られたのは白く大きな建物だ。正面の大きな入り口ではなく裏側に回ってその建物に入ると、彼は慣れた様子で傍に居た女性を呼び止めて私の背を押した。


「よろしくお願いします」

「はい、お任せ下さい」

「しいちゃん?」

「少し身支度を整えてもらうように頼んであります。藍さん、それではすぐ後に」


 しいちゃんはそう言って私に笑いかけると建物の奥へと早足で去って行く。


「こちらへ。お風呂の準備は出来ていますよ」

「あ、ありがとうございます」


 状況についていけないがとにかくお礼を言っておく。女性について行くとすぐにお風呂に突っ込まれて、髪をさらっさらにされ、何か高級そうなシルクっぽい白いワンピースに着替えさせられた。

 ……なんだこの待遇。後で色々と請求されないだろうかと考えながら化粧まで施されたあとようやく終わったのか「それでは参りましょう」と何処かへ連れ出された。


 こつこつ、と低いヒールの靴が床を鳴らす。先導してくれる女性の背から視線を外して周囲を見てみると、装飾や高く丸くなっている天井がなんとなく教会のような場所に思えた。

 なんだか夢みたいだ。つい今日の朝まで、あの牢獄のような閉ざされた学園の中にいたのに。


「さあ、こちらです」


 立ち止まった女性が綺麗に笑って私に一つの扉を示した。此処からは先に行かなければならないらしい。……一体この先には何が待っているのだろうか。先程までふわふわした夢のような気分だったのに途端に現実に引き戻される。


「……」


 止まっていても仕方が無い。じっと私を待つ女性の視線に背中を押されるように、私は一つ深呼吸をしてからそっとドアノブに手を掛けた。ゆっくりと、恐る恐る扉を開けた先にあったのは随分と広い空間だった。

 教会のようだと言ったが、本当に教会だったらしい。大聖堂らしいその空間は確かに広い。広いが――今は沢山の人間に埋め尽くされ、むしろ狭いと言った方が正しかった。


「な」


 何だこの人数は。私が出てきた扉は入り口から最も遠い奥まった場所にあった。そして人々は皆こちらを向いていて、私が入ってきた瞬間一気に視線が集まるのを感じた。


 怖い。誰も何も発しないというのに、その沢山の目だけは私を捉えて放さない。

 思わず後ずさりすると背中が扉にぶつかった。


「藍さん」

「……しい、ちゃん」


 混乱の中、不意に人混みの中からしいちゃんがこちらに向かって来る。見知った顔を見つけてほんの少しだけ安堵したが、それでも……彼が浮かべる優しげな微笑みを見て安堵は再び不安に変わった。

 しいちゃんは私の前にやって来ると、手を引いて私を一番目立つ前方中央に置かれた椅子に座らせた。そして彼も、恭しい素振りで騎士のように私の傍に跪く。

 途端に、目の前の人々全員が膝を床に着いて祈るように両手の指を絡めた。


「皆さん……とうとう、お戻りになられました」

「しいちゃん……?」

「藍さん、いえ――教祖様」

「!」

「僕達はずっと、あなたをこの場所へ呼び戻す日を夢見ていたんです」


 わぁ! と大きな歓声が大聖堂を包み込む。誰もが喜んで、涙して、私を見ている。教祖様教祖様と、私を見て叫ぶ。


「……は?」


 何、これ。


「あなたは多くのことを忘れてしまっています。此処に居た記憶も、すっぽりと抜け落ちていることでしょう。ですから、全てをお話します」

「な、なに、どういう」

「大丈夫ですよ。直に全て思い出しますから」


 しいちゃんが心底嬉しそうな顔で私を見つめる。咄嗟に逃げようとした体は両肩を押さえつけられて立ち上がることもできず、彼はそのまま静かに淡々と語り始めた。


「僕があなたと初めて会ったのは、数年前のことでした。両親に連れられてこの場所を訪れたその時、あなたは教祖として沢山の信者に跪かれていました。そこで両親からあなたの話を聞いたんですよ。

 怪我をしても一瞬で治すことが出来る神秘的な再生能力と、そして自分の血を分け与え信者を救う救世主……僕はその時生まれて初めて神の存在を信じましたよ。何せその時貰ったあなたの血で、余命を宣告されていた僕があっという間に回復したんですから」


 私の両肩に手を置いて至近距離で話す彼の表情が、どんどん嬉しそうに綻んでいく。


「僕と同じように、あなたは他にも沢山の信者を救いました。あなたの力がとある別の存在からもたらされたということは、あなたを此処へ連れて来たという元教祖様がおっしゃっていたそうです。科学者からはXと称される存在、あなたの元となったもの、そして――僕たちの神様」

「!」

「此処にいる皆さん、そして僕もかの存在を我らが神として崇めています」

「あれを……神」

「……お可哀想に。教祖様はやはり、あの女に酷く洗脳されてしまっているようですね」


 洗脳? それより問題は、あの白い化け物がこの人達にとっては神だということ。あんな恐ろしい存在を信仰して、そしてそれに連なる私を教祖に仕立てた。

 ……分からない。まったく理解できない。


「そしてある日、こんな情報がもたらされました。神の細胞を――再生能力を多量に使用すると、本物の神が御降臨なさると、そんな奇跡のような情報です」

「っそれは」

「ええ。実際の研究論文では、僕達の神を化け物と呼びその危険性について書かれていた。そう、因幡学園長のものです。あの女は神の素晴らしさをこれっぽっちの理解していない。神の子であるあなたをまるで我が物のように扱い思い通りに洗脳し、あまつさえ僕たちからあなたを奪った。……とても、許せることではありません」

「……」

「教祖様、かの存在は化け物などではありません。あなたの作り出した父と母で、神様なんですよ。だからこそ、僕たちはあの日――神を降臨させようとした。あなたのお力を借りて御降臨頂いて、そしてより完全な存在になって頂こうとしたんです。思い出しませんか? この大聖堂であなたの血によって降臨なさった神の姿を」


 目の前から彼が退いて大聖堂の光景がよく見えるようになる。沢山の人がただただ私を見つめている。



『神の子であるあなたを取り込めば、神は更に完全なものとなるでしょう』



 不意に、いつか誰かがそんなことを言ったのを思い出した。

 無意識に両手を視線を落とす。……そうだ、そう。“あの時”はこうではなかった。両手は肘から先が無くなっていた。切り落とされて、供物として差し出そうと――。


「あっ、あああああ……!!」


 視界に白がちらつく。


 思い出した。思い出してしまった。あの日、この大聖堂に現れてた巨大な化け物の姿を。最初の研究所を襲ったのと寸分変わらない、あの醜悪な姿を。

 信者を踏みつぶし、弾き飛ばしてこちらに向かって来るその恐ろしい光景を。


「――けれど、儀式は失敗しました」


 ……そうだ。私は捕食されなかった。当たり前だ。だって私はあの瞬間、なりふり構わず逃げ出したんだから。


「崩れる大聖堂の中、突然お逃げになったあなたを僕たちは追いかけられなかった。そうして神はあなたの両腕だけをお食べになって帰ってしまわれた。それからずっと、あなたは行方不明になり……やがて、あの学園に居ることが判明しました」

「……」

「何故あなたがお逃げになったのか、ずっと考えていました。けれど答えは簡単だったんですね。あの女が最初からあなたを洗脳していた。神が恐ろしい化け物だと、そう思い込まされていた。はは……馬鹿馬鹿しい。あの女はあなたという自分のお人形を失わせない為に神から遠ざけようとしていただけです。あるべきものはあるべき場所に。神から生まれたあなたは神の元に還るのが道理だというのに」


 考える素振りもなく淀みなく……本心だと言わんばかりにぺらぺらと喋る彼。

 本当に、何一つ分からない。彼の心理を理解したくない。本当に同じ人間かも分からないとすら思えて来る。

 彼だけじゃない。彼の言葉に何一つ異を唱えることなく静かに耳を傾ける目の前の信者達もそう。……この場は、異常だ。


「けれど最終的に、こうして教祖様は僕たちの元へ帰って来て下さいました。やはり神様は僕たちを見ていらっしゃるんです。ならば――やることはひとつでしょう?」


 私に笑いかけた彼がそっと手を差し伸べる。その微笑みを見て、思わず寒気がした。




「まもなく日付が変わります。それでは――儀式を始めましょう」


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