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小説家になりたい

作者: プランニング

<注意>本文は作者が小説を書くにあたり、もう一度小説に

   ついてを考え、向き合ってみようと書いた物ですので

   作者の勝手な考えが多分に含まれております。

 

 小説を書くにあたって最も重要となるものは「プロット」であると私は考える。「小説を書く」とは作者が日常の中で目にすることや耳にすることからヒントを得て、新たな世界を作り出すことである。要するに、世界の創造を行うのである。投稿とは他者にその世界を見てもらい、他者の様々な感想や考え知ることができる機会を作る行為なのである。ある者は他者の評価によってに承認欲求を満たし、またある者は人気が出た作品を書籍化することで利益を得ようと奮闘する。作者がどのような思いで作品を作るのかについてはここでは置いとくとして、どのようにして作品を作り上げるにしても、作品とは良い作品である必要がある。ただ一言「良い作品」と言っても人によって見解は変わると思うので、ここで言う「良い作品」とは私の考えを基準にさせてもらう。その基準とは、矛盾点がなく、頭の中に入りやすいことである。読者が作品を読む上で一度でも、ん?と読者に思わせてしまう作品は駄作であると私は考える。そうさせないために、作者は自分の書いた文章を何度も見直し推敲しなければならない。人間の考えとは人間が思っているよりも不完全であやふやなのである。実際、思っていることを文字に起こし言語化してみると、意味不明で前後の因果関係がはっきりしていないことはざらにあることだ。そのような醜い文章を人に晒すことはあってはならないことだ。少なくとも私は、一度に思ったことをつらつらと書き連ねることで完成された作品を作り上げることができる完璧人間であると自身を過信してはいない。だからこそ、下書きとも言えるプロットというものを重要視しているのだ。

 ここまで長々と書いて、やっと最初に書いた「プロット」に辿り着いた。私が優れた物書きであったならより簡潔に伝わりやすい文章を書くことができたのだろうが、少なくとも今は物書きのもの字も知らないようなひよっこなので許してほしい。そこで少しでも物書きの能力を上げるために、少し私自身について考えてみる。

 私には文才がないのだと気付かされることが生まれてからこの方何度もあった。本文のプロットを書いている時にそれを感じざるを得なかった。優れた絵描きの下書きが素人のそれとは比べ物にならないくらい上手いのと同じように、優れた物書きのプロットは、プロットの段階ですでに高い完成度に作り上げられているのだ。私はまだその段階には至れてないのだが、その理由はよく考えなくともわかるが、端的に言うなら文章を書くのに慣れてないからだろう。自身の文才のなさに気付いた私は、早々に理系の道へと舵を切った。そのため、読みやすさということに重きを置いた文章を書いた経験が乏しかった。周りも最低限意味が分かれば良いと考える人ばかりだったので文章を書く能力が上がるはずもなく…といったところだ。私の振り返りはこれくらいで十分だろう。

 生物とは最適解を模索し続ける存在だと思う。もちろん生物というカテゴリーに含まれている私にも同じことが言えるだろう。文章を書き続けることで試行回数を増やし、私の中の最適解が見つかることを切に願う。いつかは、プロットすら必要としない物書きになれたらいいなぁ。

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