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転生者が異世界を壊すまで  作者: 逢坂秀一
4/4

三話 無慈悲なる勇者ー③「悪魔を大殺戮」

空気がぴりつく。

俺の眼前には、俺が造り上げた、悪魔四柱はいる。

とても、その印象は壮大で、夢だと分かっていても、眉が震えてしまう。


だが、それでこそ、このゲームは面白いと自負しているのだ。


「醜い悪魔よ。剣の錆びとなれ」


「醜い人間よ。私達、悪魔に服従しなさい」


そして、四体の悪魔と、勇者の戦いが始まりを告げる。


ーーーーー


全く、自分はとんでもないものを作ってしまったな


先程まで、俺を称えた兵士達は全て、肉袋と化した。

言葉通りの大虐殺。そして、圧倒的の強敵。


ーー思えば、企画を発表した頃は、多くの人に反対された。

チュートリアルの場面でラスボスを当てるのは、どうか。

ゲームバランスがおかしい。

そもそも、今までの、異世界ゲームとは違う。

と、不評であった。


だが、それでも、友たちは俺に最後まで、付き合ってくれた。

だから、俺はここまで、たどり着いた。


勝手な事を言うなよ。クソ上司。

そもそも、この悪魔はラスボスではない。この世界でのスライムの様な存在。

そして、アンバランスだからいいんだよ。

何が哀しく、今までのゲームをなぞるんだよ。

どいつもこいつも、何かに縛られやがって、


無意味な正義を振りまく主人公より、意味ある殺意を振りまく主人公の方が、


「俺はこの世界ゲームが大好きだ!」


「下等な、人間が。誰の許しを得て、笑っている!!カオスアーチ!」


カオスが右手を天空にあげた瞬間、人間の骸骨が埋め込まれた弓矢が現れ、そのまま、勇者に放った。


それは、音速をも超える矢。音もしない矢。肉眼に映らない矢。


「だがな…それは全て俺が造ったんだよ!!カオス」


一瞬だった。様々な動物の身体が複雑に交わるカオスの身体は、真っ二つに裂ける。


そして、息を継ぐ暇もなく、奥にいた、三体の悪魔を惨殺する。

四体の悪魔は決して弱くはない。それどころか、全員レベル200を超える、壊れたキャラだ。


だが、


「俺は、それを遥かに超える。終わりだ、悪魔よ」


そして、勇者は、ケイオスの首を潰さない程度に握る。


「ぐ…四柱である、俺が…貴様は…一体…」


ケイオスの他は、全員死亡し、数時間後に復活する。それが、ゲームのシステムだ。


「…………」


最初はこいつらでいいか。十分に強い。

本当の物語は、こいつらは天空城に逃げきり、再び、攻めてくるのだが、

まあ、大丈夫だろう。


「教えてやるよ、俺の下僕」


勇者はカオスの脳に当たる部位に手を入れ、魔物を下僕かさせる、コマンドを押す。

といっても、ただの勘だが。


「ぐ、ぐぉぉぉぅぅ」


カオスは激痛に呻く。瞳からは血涙を溢れさせ、下僕となる。


ーーーーー


日が落ち、既に辺りは真っ暗だ。

意外と時間がかかるものだ。

俺はそれから、カオスを下僕し、眠っている間に復活したばかりのケイオス、キュリオ、ブラットの下僕化も終わらせら。


そして、そいつらは、俺の眼前で跪いている。

どうやら、無事、下僕化が完了したようだ。


「勝負に負けた醜い我らを、貴方様の下僕てくださり、言葉に言い表せない程の幸福を感じます」


「ああ、お前らは今日から、俺の下僕だ」


その一言により、四体の悪魔達は、感激を現した雫を瞳から一滴流した。


ああ、いい気分だ。


「貴方様の下僕に選ばれた以上。我らは貴方様の望むものを必ずや、叶えて見せましょう!!」


そうだ、これが、現実で俺が求めていた…


「「「「我が…魔人王様!!」」」」


は?



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