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本と地図

予定通りや。

「なんで、藤原道長の子孫がここにいんだよ!」

「えっと、それはー。」

「それは?」

「うんとねー。」

「いや長いわ!はっきりせい!アァ、もう。このやろう!

「えー。」

「えー、やないわ!」

その後俺は喚き散らした。


「えっと、落ち着いた?」

「待って...なんか虚しいから一人にさせて...」

「あっ...はい」

バタン

やってもうた...ワイ、ツッコミ時興奮して今みたいになるのが一番の悩みだと思われます。はい。

あー、うん、本持ってきてもらったから読もうか。

ぺら...ぺら...パタン..

ああ知ってたよ。

わかってたよ。字が読めねーことぐらいよ。でもよぉ〜、賭けてみたかったんだよ。わかるこの気持ち。

あゝやっぱわかんないかー。

ま、挿絵があるかもしれんから読み進めるか。数学みたいに解けるかもしれんかもしれないし。

ぺら...ぺら...ぺら...

挿絵みたいなのないなぁー。まぁ、ここら辺あれだろあれ。目次だろ多分。それか、はじめに、みたいなの。

ぺら...ぺら...ぺら...

いや、なんだろこの字形なんか、英語とロシア語を足して中国語をかけた後に簡略化したものみたいな感じがする。(絶対伝わらない)

ぺら...ぺら...

うん。ないかもしれない。よしもう適当なとこ開いちゃえ。

バサ

あっ、なんか畳んである。これってあれしょ。あれ。そうそれ。

まぁ、開きますか。

....当たりだわこれ。

そうそれは、世界地図だったのだ。

やったぜ。

ま、使いどころないがな!

だって字読めないもん。仕方ない。凝視でもしてよ。

ナニコレ。元の世界の地図を均一に25等分してランダムに配置した感じがする。

地図の形は四角だから大きさは正確ではないか。多分。

えっと、右上は海でいいんかな?これ。その下になんて書いてあんかわからないが、なんたら諸島だろうな。

その左には、地中海ほどの大きさの島があって、左の大陸との間に西インド諸島ぐらいの島々があると。

他にもあるが汚くて読みにくいわ。

うん、この本の中にほかの情報あるかも知んないから後は地図をきれいにしてもらってからにしよう。

では、読まずの読書タイムの始まりや。



米よろしく頼もう。

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