三日月もみじ
元禄十一年。武家育ちの桃は、今年で十七になるのを機に同じく武家の松方家に嫁ぐことになった。十一も年上の亭主、絃次郎との接し方に戸惑いつつも、徐々にその人柄に惹かれてゆく桃。親元を離れ、だれかと一生を共にすることは、予想以上に困難で、幸せだった。やがてふたりをめぐる情の連鎖が、明るい夫婦生活に影を落としてゆく――。
第一章 いたづら落ち葉
もみじ折らばや
2013/10/07 12:11
(改)
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。