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異世界に飛ばされた俺は奴隷調教師になっていた  作者: 七瀬 優
第2章 二人目は魔法使い?
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第6話 お店のさいけん

お店を立て直します!

 さて……『魔力暴走』を克服したマユさんだったが、もう一つ大問題が残っていた。

 あと1週間でM&Mが潰れるというがけっぷちだった事だ。


 スキルの問題がなくなったマユさんなら、今後商売を軌道に乗せるのも難しくはないだろう。

 だけど、いかんせん期間が短すぎる。

 今からでは間に合わない。


 そこで、俺は資金を援助する事にした。

 手持ちで残ってるレアアイテムを売りさばけば、何とかなるだろうと思ったのだ。

「そこまでしてもらう訳にはいきません」

 とマユさんは最初遠慮していたが、これには俺にも目的があったのだ。

 それは、俺のホームが欲しかったのだ。

 店舗兼住宅の建物だけではなく回りに何もなく拡張性が高い立地。

 建物の増築も出来そうだったからだ。

 拠点にするには都合がよさそうだったのだ。


 そう理由を説明するとマユさんは喜んで快諾してくれた。

 ただ、資金援助よりも一緒に住める事の方を喜んでいたのは気のせいだったのだろうか?



 そんなわけで、シーナの案内で王都にアイテムに売りにいった。

 なんと、エリクサー1本にとんでもない値段が付いた。

 王都の一等地に豪邸が建つぐらいの金額だった。

 はっきりいってびっくりした。

 だけど都合が良いのでそのまま売り払う。

 マユさんの借金を返済したのこりで店舗と周辺の土地を買っておいた。(いままでは借地だったのだ)

 


 そうして、M&Mは経営危機から脱したのだった。



 色々落ち着きを取り戻した後、改めてマユさんに奴隷の事を聞いてみたのだが。

「クロさんと一緒にいられるなら奴隷でもなんでもかまいませんよ」

 なんて返事が返ってきた。

 な、なんだろう? 何かフラグでも立ててしまった気がする。

 


 あと、シーナが隙あらば俺のアイテムを盗もうとはじめた。

 『命令』で禁止はしているが、『命令』の穴を色々考えてあの手この手を使ってくる。

 う~ん、シーナと一緒に売りにいったのは間違いだったか? 

次章は聖騎士の少女!

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