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異世界に飛ばされた俺は奴隷調教師になっていた  作者: 七瀬 優
第2章 二人目は魔法使い?
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第3話 カウンターマジック

お店に入ったら出会いがしらにドカン!

こんなお店は怖いです。




※2014/02/04 アイテム鑑定スキルについて表現を修正。

 シーナに案内されたマジックアイテム屋、M&M。

 街外れにポツンと建ってる今にも潰れそうなその店に。

 本当にここなのかという疑問を持ちながら、一応入ってみる。

 粗悪品のアイテムだろうと鑑定スキルの『アイテム鑑定(M)』に、上位職の鑑定知識を持ってる俺には見分けれる。

 マジックアイテムの粗悪品で俺をどうにかしようとかんがえているならば、たっぷりとお仕置きしてやればいい。

 そんな事を考えて店のドアをくぐったのだが……。

 シーナが入り口から少し離れた場所から近づいてないのを疑問に思うべきだった。


 店の中に入ったとたん。

 いきなりトンでもない威力の魔法攻撃を受けた。

 魔法自体は『マジックアロー』や『マジックバースト』といった魔力を直接ぶつける類のもっとも基本的なものだが。

 威力が桁違いだった。例えばシーナが食らったら即死どころか跡形も残らないだろう。

 とっさに頭をかばう。

 耳が痛くなるような爆発音が響き。

 直撃した攻撃で幾分ダメージを受けた。

 

 あれ? 思ったよりもダメージが少ない?

 俺のステータスだと即死とか重症を負うほどのダメージは受けないとはわかっていたが、それでもそれなりに怪我を負うはずだった。

 しかし、そこまでのダメージを受けてない。

 何故だと見回したとき、さっきの魔法の魔力が店の奥にいた店員の方へ向かうのを感じた。

 

 これは、『カウンターマジックA(M)』だ!

 魔法攻撃を受けた時、一定確率で攻撃魔力の一部を吸収し自動で同じ魔法を打ち返すものだ。

 同じ魔法を使えない場合は発動しないが、持っている場合は結構強力な魔法カウンタースキルなのだ。

 

 やばい、このままだと店員を殺してしまう。

 俺はとっさに『手加減(M)』を発動させる。


 そして……

「きゃーー」

 という悲鳴が爆発の音にかき消された。


『マユ(ヒューマン・女)を隷属させました』


 という前回と同じメッセージが頭に浮かんだ。

 あ、またやってしまった。

 俺はこうして2人めの奴隷を手に入れていた。

次回、暴走する魔力で会いましょう!

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