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少し話が長くなりました
直した方がいい点や悪い所があったら遠慮せずに仰ってください<(_ _)>
「ねぇ、俺とゲームしない?」
げーむ?げーむってなに?あれこの人誰だっけ、顔がぼやけて見えない
「
君が____なったら俺の勝ち____にならなかったら俺の負け、改めて俺の名前は____」
なに?なんて言ったの?
「ふふ楽しみだぁ勝てるように頑張らなきゃ」
待って、行かないで置いてかないで「さま」待って
「お嬢様!」
「はっ、え?」
「おはようございます、お嬢様ようやくお目覚めですか?」
「おはよう、ようやく?」
「はい、もう朝の8時を回っておいでです」
「え?もうそんな時間ですの!すぐ支度しますわ」
御機嫌よう皆様私の名前はセシルア・バードリアですわ
突然ですが私には前世の記憶というものがあります。
えっ?そんなファンタジーみたいな話ありえない?えぇ私も最初そう思いましたわ、あっちなみにこの喋り方は転生してからのものですわ
心の中まで統一した方がボロが出ないと思いまして、特訓の成果が出てお嬢様言葉が普段の喋り方になりましたわ
けれどとっさの時などはつい素が出てしまいますの、あら話がそれてしまいましたわ、話を戻しますと最初は私も信じられませんでしたけど
まぁなってしまったものは仕方ありませんので深く考えるのはやめにしましたの
なにぶん大雑把なもので、それより記憶を取り戻したのは今から9年前の事ですわ、と言う訳で今から回想が入りますのでそちらをご覧下さいませ。
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9年前
セシルア・バードリア 6歳この日もいつも通り朝食を食べ終え、部屋へと戻ろうと階段を登っていた時の事ドレスを踏んでしまいそのまま階段から落ちてしまいました
「キャー、お嬢様!!」
「どうしたのですか!?誰かお医者様に連絡を!旦那様に報告してください!」
「はい!」
そこで私の意識は途絶えた。
夢の中私はおそらく前世の記憶と言われるものを思い出していた
前世での私は17歳の高校2年生、私は平凡とは言いがたく小学3年の時に親の転勤で海外に行った
私はいわゆる天才と言われるもので、海外転勤した時海外の飛び級制度を使い世界一と言われる超絶難関大学を最年少最短記録で卒業
義務教育があったため海外の小学校はもちろん行っていた、他にも柔道、空手、剣道、ジークンドー、射撃、弓道、乗馬、流鏑馬、その他もろもろありとあらゆる分野で1番で私の右に出るものはいないとまで言われる程だった
何をやっても常に1番向かう所敵無しだった
色々な賞を海外へ行ってわずか3年で取った、さっき上げたものもそうだやり始めて3年でここまで出来るのかと自分でも驚いた。
それから中学1年の夏に親の転勤でまた日本に戻ることになった。
まぁ言わなくてもそれだけ色々やってれば有名にもなる訳で転校した先で、私は有名だった。
転校してすぐはすごい人が来たと騒がれたがよく男子と色々勝負していたら、媚を売ってるだとか、テストが満点なのもカンニングしてるんじゃないかとか、いろんな競技で凄いと騒がれてるのは金で言わせてるだけで嘘なんじゃないかとか
色々言われた特に女子や今までテストで常にトップだったやつや、無駄にプライド高い奴らに、それでもそういう人ら以外には人気だったただのやっかみや目立ってることが許せないんだろうね
私をいじめる人はいなかった、私をいじめれば他の人達に白い目で見られると分かってたからだろうけど
私が高校2年の5月頃信号が青になるのを待っていたら子供が道に飛びだし、そこに居眠り運転のトラックが来た私は持ち前の運動神経を利用して子供を抱き抱え信号待ちの人達に、受け止めるよう叫んで投げた
投げれたのがぶつかる寸前だったから避ける事が出来ずにそのまま轢かれて死んだ