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音痴とは

疑問のふたつ目は音楽の規則性にある。


いい音、心地よい音がルールとして存在することは知ったが、それでは音楽にはゴールが存在するということにならないだろうか。


世界中の人間が同じ曲を好きになる、というのは言い過ぎだろう。

しかし、音楽の世界に人類共通のルールがあるなら、どの地域からも同じタイプの曲が生まれ、似たような曲が世界に溢れることになる。


吾輩は海外の音楽にも詳しくないが、音楽家からすればこの世界には似たような音楽でも溢れているつまらない世界に見えているのだろうか。



おそらくこの疑問の問いの根底にあるのは、こういうことだ。


人をどう考えているか。


決められた遺伝子を持って生まれ、決められたルールの中で生きる我々。

我々には個性というのが本当にあるのだろうか。


おそらく、音楽も同じである。

似たような曲調の中で、しかしアーティストごとに異なる小さな違いがピンポイントでファンの心を動かす。


これは他の分野の作品にも言えることなのだろう。

これを理解しておかないと、何も知らずに社会のルールからはみ出すことになり恥ずかしい思いをすることになる。





音痴とはルールを知らない赤ん坊のようなものである。


しかし、赤ん坊はいずれ大人になる。


みなさんにはこれをきっかけに童貞を卒業してほしい。


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