ネクストステージ
ふたつ疑問がある。
ひとつは音を正確に出すことが歌手の才能であれば、同じ歌を他の歌手が歌ったとき、違いがすぐ分かるのは何故なのだろう。
この部分は世間一般では音痴とは全く関係ない部分であるはずだ。
これはおそらくカラオケの採点である音程以外の項目のところと関係しているのではないか。
どれくらいの差かというと声が違って聞こえるのはピアノを使うかギターを使うかの違いくらいの差だ。
音痴はまず演奏者として楽器を使いこなせていないところに問題があるのだ。
今まではそれにすら気付けていなかった。
カラオケの点数は音程さえ合わせれば90点以上になる。
しかし、音程が正しいだけの音楽が面白いかというとそれはけっしてないだろう。
だから、カラオケで歌を歌うときは音の高さなどよくわからないまま、とりあえず感情だけ込めて全力で歌っていた。
社会を上手く生きて行けてない人もこういう感覚なんだろうか。
気づいてみたら、知らなかったことが恥ずかしいようなことに気づいていない。
自分も音楽的な部分では軽い障害があるのかもしれない。
まとめとして全世界の音痴には知っておいてほしい。
込められた気持ちも大切だが、心地よい声でなければ不快でしかない。心地よい音を知ると聞こえてくる音楽の楽しみ方も変わる。
ぜひ、耳を鍛えて欲しい。