不協和音
調べた結果、ドよりラの方が基準になることがわかった。
音を物理的に表すと基準のラは440Hz(計算しやすいように)
このラの音を基準にして約1.05946倍を順番に行うとピアノの鍵盤の順番どおり音が変化するらしい。そして12回繰り返すと一周回って880Hzのラになるのだ。
今まではピアノの鍵盤の意味がわからなかったが先生によるとラから次のラになるまで、白黒合わせて12個の鍵盤があり、それらは均等に音が合わせてあるそうだ。
この均等に並んだ音を組み合わせると音による表現となり音楽へとなるのである。
組み合わせ方にも基本的なルールがあり、和音と言われる人が聴いて心地よい音は鍵盤でいうところのひとつ飛ばしの組み合わせが基本らしい。
難しい話がたくさん出たがここまでの話を簡単にすると口から和音に近い声を出すと音楽的にオッケーであり、不協和音を出すと音痴ということでいいと思う。
和音がどのような音か耳では分からんが、歌が上手いといわれる人がこの音を正確に出せることは予想がつく。
今までは歌が上手いということがどういうことか分かっていなかったが、なるほど確かに、口から楽器や機械と同じように正確な音を出せるということは驚異的である。
例えば、
視力が3.0あるような
感覚で1度の違いを感じられるような
匂いだけでコーヒー豆の産地を当てるような
アーティストにはそういう才能があるということだ。
ひとつ世界が広がった気がする。
であるならば話は単純である。
聴こえてくる音と同じ音を口から出す。
こうすれば音痴が治る。
本当だろうか。