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アルカナ・ディバーシス~異世界の神秘~ 作者:akaya

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どうやら俺は死んだみたいです

~prologue~
”ハァ~、どうしてこうなった”
血まみれになっている中、俺は心の中でそう呟く。

 俺は紡木つむぎ文弥ふみや、今年で22歳になったごく普通の社会人である。そんな俺の今の状況はというと最悪に近い。もっと簡単に言うと死にそうです。

 時を少々遡って説明しよう。俺はある会社で事務として雇われていた。そしていつものように昼ぐらいまで業務をこなしていた。そして昼休みに入りったところで後輩から「外へ食べに行きましょうよ、紡木先輩」と声をかけられた。

 後輩の名前は霧華きりはな夕美ゆうみ、俺の一つ下の後輩で何かと面倒見がいいし俺の趣味であるゲームを一緒にプレイしてくれる可愛い後輩だ。そしてそんな可愛い後輩の誘いを断ることはなく俺たちは一緒に店へと向かった。

 その道中で事故は起きた。俺たちは店に向かう途中の交差点で青になったから渡ろうとしていると、青信号にも関わらずいきなりトラックが突っ込んで来た。その時、俺は霧華を庇おうとして交差点の向こう側めがけて思いっきり突き飛ばした。

 それで何とか霧華を追いやれたのはよかったが、俺は逃げることができすに次の瞬間トラックにはねられて今に至る。体中はまるで鉄になったみたいに動かないし、何だが視界がだんだんと薄くなっていく。

 俺をはねたトラックはそのまま走り去っていて、周囲では消防や警察に連絡をしている人、青ざめて表情でこちらを見ている人など多々いたが、今一番視界に映っているのは、後輩の霧華である。霧華はさっきからずっと

「しっかりしてください、先輩!」

と手を握って泣きながら声をかけてくる。だがその言葉と反して俺の意識はだんだんと薄れていくばかりである。”これ多分もうすぐ死ぬわ”と思いながら霧華に「ごめん」と謝る。

そんな俺に霧華は

「なんでそんなことを言うんですか!先輩が死ぬなんて私イヤですよ。仕事やゲームに関してもまだまだ教えてほしいことがいっぱいあるんです、ですから死なないでください先輩。お願い、死なないで...」

嗚咽を漏らしながら霧華はそう言ってくれる。そんな後輩に対して俺は

”最後の最後にいい後輩に巡り合えてよかった”

とその場に不意釣り合いのこと考えていた。そしてもう半分以上も見えなくなっている瞳で霧華を見て俺は

「ごめんな。俺のために泣いてくれて、ありがとう」

俺は笑顔でそう言うと意識が落ちていった。霧華は最後まで

「先輩!紡木先輩!」

そう俺の名前を必死に叫び続けている。

薄れゆく意識の中で俺は

”もうちょっと生きていたかったな”

と未練がましいことを思いながら意識を失った。
なろうを閲覧中の皆さん、どうも初めましてakayaと申します。
以前から小説には興味があり自分でも作品を作りたいと思い投稿しました。
誤字や脱字、言葉遣い、感想をいただけたら幸いです。
これからもよろしくお願いします。

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