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Symmetry 現実END  作者: ミスト


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3/3

幸せの補聴器現実END

今日も美穂は委員長として働いていた。


しかしどこか浮かない表情だった。


「ねぇおねぇちゃん!」


クマのぬいぐるみを持った子どもが話しかける。


「どうしました患者様」


「私患者様じゃないよ!おばあちゃんのお見舞いに来たの。」


「そうでしたか」


「おねぇちゃん可愛くない。いつも見てるおねぇちゃん可愛かったのに。」


美穂はハッとした


「私おばあちゃんの病気治ったらショッピングモール行くんだ〜」


「そうなんだ〜」


Oo(佳奈子とも営業で漫才してたっけ)


などと思いながら帰宅した。「夢····夢····私は本当にこれが自分のしたかった事なの?」


自問自答を繰り返す美穂。


「違う!私は!人を笑顔にさせたいだけなのに私が笑顔じゃないなんて。患者様を救うどころか患者様を不安にさせてるじゃない!」


「辞表ですか?」


医者の1人が驚いた


「はい。こちらで私が働くのは限界そもそも父のコネで無理やって入ったような物なので。」


すくっと立ち上がり。


「失礼しました!」


これから無職になると言うのに美穂は笑っていた。


赤山夫婦の家に電話をかける美穂。


「あっ佳奈子?美穂よ」


「登録してあるんだから解るわよ!」


「話あるんだけど」


「はい〜颯真様特製コロッケいっちょう上がり。」


「ただの冷凍食品だろ!」


容赦ない佳奈子のツッコミ


「話って何?」


佳奈子が聞いた


「あのね?」


「解った!あんた私の他に良い相方見つけたから漫才師に戻るとか言うんでしょ!浮気なんてそんな事したら颯真やいつぞやのスカウトみたいに投げ飛ばすからね!」


「いえ!アイドルになります。私の声が補聴器のようになって生きてる人間皆が幸せになるようなアイドルに!」


「·····」


佳奈子は無言だった。


「駄目かな?」


「ありよあり!大ありよ!元天才漫才師がコンビ組んで父親の危篤で芸人辞めてそこからアイドルになるなんて!」


「応援してくれる?」


「勿論!美穂漫才師に必要なものは?」


「笑い声と漫才マイクそして」


「相方よ!」


2人でハモる。


「うわ〜生で見れた〜」


颯真が感心する。


「忘れないでね。どこまで行っても貴方には私が居て私には貴方が居る。何かあったらパトカー捕まえてでもすっ飛ばして駆け付けるから。でも1つだけ条件がある。」


「何?」


「生半可は許せない。絶対てっぺん取りなさい!」


「かいりょう!」


「了解でしょ馬鹿!」



幸せの補聴器


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