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覚醒

(ついブチギレて啖呵切っちまったが)

解人「ハハッ、万事休すか」

(体は動かねぇ、まぁやれるだけやってやる)

那須川「もしかして発動条件が必要なタイプだったかな?」

解人「んなんじゃねぇよ」

那須川「それで早く能力を見せてくれないか?」

解人「言われなくても」

(能力発動!コイツを一ミリでも重くするんだ)

那須川「・・・まだなのかい?」

(もうやってんだがな)

解人「もう既に発動しているさ」

那須川「なに?」

(少し余裕ぶって言ってみたが、無駄だったかな)

(もう限界だ、これ以上出力を上げたら倒れそうだ)

(それっぽいことでも言っておこうかな)

解人「精々頑張るんだな」バタッ

那須川(気絶したか、まぁこれで"レベル"があがっただろう)

那須川(それにしても何をした?天変地異的な何かか?)

那須川「直接聞くのがはやいな」

(出力調整!)

那須川「起きろ」

解人「ここは、黄泉の国かい?」

那須川「お前のレベルがあがった」

(ボケをスルーしやがって)

解人「レベルってなんだ?」

那須川「最初から説明しよう」

「能力を発動させるには能力結合組織に負荷をかけて使用する。そして酷使させると修復しようと周辺組織に働きかける。最初の働きではあまりにショックが大きいのか死亡率が高い。それを君は乗り越えたのさ!」

解人「ようは能力は鍛えれば強くなる。でいいか?」

解人(聞いたことねぇが)

那須川「その理解で構わない」

那須川はゴーグルの様な機械を通して解人をみる

解人「なんだ?!」

那須川「ちゃんとレベルは上がっているね」

解人「レベルを確認する機械か?」

那須川「あぁ、アビリテリアの含有量を見ているんだ」

那須川「それで君の能力を聞いてもいいかい?」

解人「重力だ。文字通り重くする能力」

那須川(天変地異ではないのか、)

那須川「君はこの能力が嫌いなのかい?」

解人「別にそうじゃねぇが」

那須川「何故使わないんだい?」

解人「使えないの間違いだ。人ひとりでこの地球がかける重力に勝ると思うか?」

那須川「考え方が悪いんじゃないか?」

那須川「じゃあ俺の体重を2倍にしてみろ」

解人「無茶だ。そりゃこの地球分の..」

食い気味に那須川が言う

那須川「そこだ、そこが悪い」

解人「あ?」

那須川「まず僕をX、地球を1.000.000Yとしよう」

解人「あぁ」

那須川「2Xを求めたい。そこに君は百万Yをねじ込もうとした」

那須川「そうXを2倍すればいいのに」

解人「そう言うことね、」

那須川「それで僕の重さを2倍に出来ッ」

解人「こうやんのねぇ」

那須川「・・2倍どころじゃないんだけど?」

解人「殴った仕返しだ」

那須川「ではレベルが上がって調子に乗ってる君にこいつと戦って貰おう」

那須川「開放」

そう言うと獣型の化け物が姿を現した

解人「お前能力それだけじゃなかったのね?!」

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