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不可解

那須川が人間じゃありえないスピードで近づいてきて!

(は???)

それ以外俺は何も考えられなかった

俺は腹を殴られる

(痛ぇ、骨数本イってるなこれ)

那須川「君には聞きたい事があったんだ。何故能力を使わないんだい?」

(急に殴りやがって...なんなんだコイツ)

俺は片手を腹において、もう片手を壁においていると

那須川「どうしたんだい、まるで怪我をしたみたいじゃないか」

どう言うわけか怪我はなかったかのようになおっていた

解人「!?」

そこで部屋に入る前に何か言っている事を思い出した

解人「そういう能力ね」

(あの馬鹿げた身体能力と再生力、)

学園内では状況に合った能力が施されている

(ここには再生と精神安定がかかっている)

解人「お前の能力は増加、"それ"で再生力を底上げしたんだろ?」

那須川「・・・」

那須川はどうでもよさそうに首をかいている

(反応なしか)

那須川「そんな事より質問に答えてくれないか?」

解人「質問?」

那須川「何故能力を使わないんだい?」

(言ってたな確かに)

解人「どっかの誰かさんが殴りやがったせいで忘れてたわ」

那須川「そうか」

(悪口も効かないのな)

解人「んで能力を使わない理由だったか、試験での話で合ってるか?」

那須川「そうだ」

那須川「君は素晴らしい!能力を使わずに準三級にまで上り詰めている。相当の努力をしてしたはずだ。故に不可解だ、そこまで本気になりながら何故能力を使わない?」

(そういうことか)

(今まで公開されてきた試験にも同じようなコメントをごまんと見た)

解人「そりゃ使えない能力だからさ」

那須川「へぇ、どんな能力なんだい?」

(俺の能力は重力だ。強いと思うかもしれない、

俺もそう思った。だが全くもって使えない。

そりゃそうだ、この馬鹿でかい地球がかける重力でたったこれだけだ、人が余裕を持って立っていられる!それに人ひとりがどうにかしようとしたところでどうにもならない!)

解人「担任に聞かなかったのか?」

那須川「秘匿にしてないのか」

能力は個人情報であり任意によって秘匿にできる

那須川が再度殴りかかる

解人「何しやがる」

(再生しない!?)

那須川「能力を使って僕を倒さなきゃ死んじゃうなー」

棒読みで煽ってくる

解人「あぁ、ぶっ潰してやるよ」

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