旅行
コンサートも終わり、授業もなく、兵役検査の日までヒマだった
なのでボクは旅行を計画した
(´・ω・`)「ねえアドルフ、旅行に行こうよ」
彡(゜)(゜)「そんな金はない……」
(´・ω・`)「お金はボクが出すから大丈夫」
彡(゜)(゜)「……」
(´・ω・`)「こんな狭くて、かびてて、油臭い部屋に引き籠ってないでさ」
(´・ω・`)「柔らかい春の日差しが降り注ぐ、草原や森、山々に行こうよ」
彡(゜)(゜)「……そこまで言うならしゃーない、行ってやるわ」
(´ᴖωᴖ`)「うん、ありがとう」
(´・ω・`) .。oO(なんでお金を出すボクがお礼を言ってるんだろう?)
まあ、付いてきてくれるなら、それでいいや
第一関門は突破!
さっそくお弁当やその他諸々の準備に入ろう
翌日
(´・ω・`)「うん!雲一つない快晴の旅行日和……」
(`・ω・´)「さあ!出発だ!」
彡()()Zzz…Zzz…
( ;´-ω-` ) .。oO(そして……第二関門)
旅行の計画は伝えていたのに
なにがあっても早起きだけはしたくないって豪語してたから
(;´・ω・` ) .。oO(やっぱり起きてこない……)
『寝ている子を起こすな!』じゃないけど
寝ているアドルフを起こすのはとても危険だ
彼を無理やり起こすと、とても不機嫌になる
でも、起こさないと旅行に行けない……
(;´・ω・` )つ「ねえ、アドルフ…起きてよ」ユサユサ
彡(•)(•)「なんや?」
彡(●)(●)「なんでこんな朝早くに起こすんや!!」
(;´・ω・` )「ほら、外を見てよ……もう陽は高いよ」
彡(-)(-)「そんなもん知らん。ワイは寝る」
(ꐦ^ω^)「……」
(`・ω・´)「くらえ!太陽の光!!」ピカー
彡;(-)(-)「ぐぬぬぬ……」
彡(-)(-)Zzz…
(ꐦ^ω^).。oO(この甲斐性なしの無職のゴミが!)
もういい、こうなったら最後の手段だ
ε=ε=彡;(゜)(゜)⊂(;`・ω・´)「力強くだ!!」
電車の中
彡(゜)(゜)「……」
(;´・ω・` ) .。oO(不機嫌そうに黙ってる……)
こんなんで旅行になるのかな……
ジーフェリング駅
(´^ω^`)「自然がいっぱいで気持ちいいね!」
彡(゜)(゜)「……」
( ;´-ω-` ) .。oO(どうしよう……まだ不機嫌みたいだ)
彡(゜)(゜)「いい景色や……」
彡(゜)(゜)「来てよかったわ」
(。゜ω゜)!
(´^ω^`)「うん!よかった!!」
┗(゜)(゜)ミ┓┗(‘・ω・`)┓三三3
それからボクたちは大自然の中を歩き回った
木々は花開き、ブドウ畑は新緑に覆われ、若葉が茂っていた
アドルフもウィーンの喧騒から解放され
彡(^)(^)(´^ω^`)
本当に喜んでいるようだ
彡(゜)(゜)「こうしとると……」
彡(-)(-)「リンツの頃を思い出すな……」
(´・ω・`)「なんだい、ホームシックになったのかい?」
彡(゜)(゜)「……そうかもしれんな」
こうして旅行初日は終わった




