八 遠足①
彡(^)(^)「よっしゃ!これから遠足にいくで!」
(´・ω・`; )「ええ!? そんな急に…」
(´・ω・`)「今日は劇場へ行かないの?」
彡(゜)(゜)「予定変更や!さっさと行くで」
( ´-ω-` )「もう お弁当作るから少し待ってて」
彡(゜)(゜)「そんなもんいらん パンと牛乳があればええ」
彡(゜)(゜)「ほら、行くで!」
(。゜ω゜)「ちょっと、待ってよ!」
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ボクとアドルフはろくな準備もせず家を出た
そして、小高い丘を登り始めてからしばらく
(‘@ω@`)「ア アドルフ 少しキツくない…?」
彡(゜)(@)「そ そんなんじゃ屈強なゲンマンに なれ なれんで…」
彡(゜)(゜)「お 丘陵が見えてきた! あそこからの眺めが最高なんや!」
┗(゜)(@)ミ┓┗(‘@ω@`)┓三3
ポツ…ポツ…
( ´-ω-` )「あーあ降ってきたよ…」
彡;(゜)(゜)「ここまで来たら引き返せん!」
彡(゜)(゜)「それに山の天気は変わりやすい すぐ晴れるわ」
┗(゜)(゜)ミ┓三三3 ┗(‘・ω・`; )┓三3
アドルフはボクの前をひたすらに歩いていく
あんなガリッポッチな体のどこにそんな体力があるのか不思議に思う…
彡()()「ゲホッゲホッ」
それに肺も弱いみたいだし…
ザァー
(´・ω・`; )「ああ…本格的に降ってきた…」
川(゜)(゜)「うーん 自慢の前髪がびしょ濡れや」
(´・ω・`)「アドルフは前髪をいつも垂らしてるよね」
(´・ω・`)「せっかくの大きい目が隠れて勿体ないよ」
川(゜)(゜)「せやろか」
アドルフの顔は鼻筋が通っていて、すっきりした顔立ち
額は広く、いくぶん突き出ていて、鼻と口はわりと平凡
でも、なんといってもアドルフの特徴は〝目〟にあった
どのように表現していいか解らないけど
ボクはアドルフのような目をした人をこれまで見たことがなかった