音楽家アドルフ②
ある日の劇場帰り
夜の公園をボクとアドルフは歩いていた
(´・ω・`)「あ!アドルフ見て!」
(´^ω^`)「噴水がライトアップされていてとても綺麗だね」
彡(゜)(゜)「ホンマやな……」
噴水は夜の闇に照らされて夢のように浮かび上がっていた
水しぶきは絶え間なく吹き上がり
燃えるような赤色、明るい黄色、澄み渡る青色に輝いていた
まるでこの世のモノとは思えない神秘的な世界を表現していた
彡(゜)(゜)「これは使えるで……」
あくる日
ガチャ
(´・ω・`)「ただいまー」
彡(゜)(゜)「おかえりやで」
(。゜ω゜)「うわっ!なんだいこれ?」
ピアノの上に電灯が置かれていた
彡(゜)(゜)「ちょっとした実験で、音と色を融合させようと思ってな」
(´・ω・`)「どういうこと?」
彡(゜)(゜)「オペラについて考えとる内に思いついたんや……」
彡(゜)(゜)「言葉は音楽表現には複雑すぎるってな」
(´・ω・`)「なにを言っているんだい?」
(´・ω・`)「音に合わせて歌うなんて当たり前のことじゃないか」
彡(゜)(゜)「まあ、ええから見とけ」
アドルフはピアノを弾くと同時に、手に持っていたボタンを押した
すると、ピアノの上に乗っていた照明器具が点灯した
そして、音を鳴らしてはボタンを操作し、照明を点けては消したりした
彡(゜)(゜)「どうや?」
(;´・ω・` )「どうって言われても……点滅してるねとしか……」
彡(゜)(゜)「今は一つの色しかないが、それぞれの音に色を割り当てたら」
彡(゜)(゜)「オペラになると思わんか?」
(´・ω・`)「あのさ……楽器や歌の練習が嫌だからって」
(´・ω・`)「そんな小手先の技術に逃げるのはよくないよ」
彡(●)(●)「誰が逃げとるや!!」
彡(●)(●)「ワイは新しいオペラの発見をやな!!」
(´・ω・`)「だって、音と色の融合なんて、どの音楽家もやってないよ」
(´・ω・`)「アドルフの案がいいものなら……とっくに誰かがやっているよ」
彡;(゜)(゜)「そんなはずはない……これは新発見や!」
( ;´-ω-` )「そんなに言うなら、しばらくやってみなよ……」
後日
彡;(゜)(゜)「あー電線が細かくて手もとが……ん?」
ビリビリ
彡()()「電気を触ると……体は……痺れるん…やな……」
(´・ω・`)「もう……死なないでよ」
新聞でも読もう……ふむふむ
『ロシア人作曲家!音と色を合わせた色彩的音楽を発表!!』
(;´・ω・` ) .。oO(……アレ?)
コレってアドルフの案と同じだよね……
( ˘ω˘ ; ) .。oO
アドルフの発想は間違ってなかったんだ
自分の知識を過信して、うぬぼれちゃってたな……
(;´・ω・` ) .。oO(どうしよう、アドルフに…正直に伝える?)
彡()()「ビクン……ビクン……」
( ˘ω˘ ; ) .。oO(怒られたら嫌だし……黙っておこう)




